ニュースの要約
- かんぽ生命がAIアバターを使った営業力育成サービス「exaBase ロープレ」を導入
- 営業担当者が必要なスキルを自主的に学べる環境を整備し、自己研鑽を促進
- 研修の進捗状況を管理者側で確認できる機能も実装
概要
株式会社エクサウィザーズは、株式会社かんぽ生命保険が「exaBase ロープレ」を導入したことを発表しました。
かんぽ生命は全国に2万カ所を超える幅広いチャネルネットワークを持ち、個人のお客様だけでなく法人のお客様への営業にも力を入れています。しかし、新入社員をはじめとする多くの営業担当者を効果的に教育するのが課題となっていました。
そこでかんぽ生命は、exaBase ロープレを導入することで、AIアバターとの対話形式のロールプレイングを活用した教育を行うことにしました。同サービスでは、かんぽ生命で蓄積したお客様対応ノウハウやスクリプトを基に、実際の商談場面に近いシナリオを設定できます。
また、AIアバターの性別や年齢などを自由に設定でき、業種別のお客様を想定したアバターを新たに設定することも可能です。さらに、ロールプレイングの結果は定量的な評価基準に基づいて100点満点で評価され、AIによるフィードバックも提示されるため、営業担当者の自己研鑽を促進するツールとしても活用されています。
管理者側も、各営業担当者のロールプレイング研修の進捗状況を一覧で確認でき、どのような内容の応答をしたのかのテキストや動画の記録も確認できるようになっています。
このように、かんぽ生命はexaBase ロープレを活用することで、営業力の強化に取り組んでいきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
exaBase ロープレ:かんぽ生命、AIアバターとの対話で人材を効果的に育成するについてまとめました
かんぽ生命がAIアバターを活用したロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」を導入したことは、営業力向上に向けた効果的な取り組みだと評価できます。
同サービスでは、蓄積したお客様対応ノウハウに基づいたリアルな商談シナリオを設定できることに加え、AIアバターとの自由な対話を通じて、営業担当者が自主的に必要なスキルを学べる環境が整備されています。さらに、定量的な評価と個別のフィードバックにより、担当者の自己研鑽を促進する仕組みも備わっています。
管理者側でも、研修の進捗状況や応答内容を確認できるため、効果的な人材育成につなげられるでしょう。今回の取り組みは、AIとDXを活用した新しい営業力向上の取り組みとして注目に値するものと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000353.000030192.html