株式会社デコルテ・ホールディングスの2023年12月期第1四半期決算を分析しましたので、その結果をお伝えします。デコルテ・ホールディングスはフォトウエディングやアニバーサリーフォトサービスの提供を主な事業としている企業です。
企業情報
企業名: 株式会社デコルテ・ホールディングス
証券コード: E36629
決算期: 9月30日
株式会社デコルテ・ホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
デコルテ・ホールディングスの決算期は9月30日です。 決算発表は11月下旬に行われ、四半期報告書の開示は2月5日に行われています。
主な事業
デコルテ・ホールディングスの主な事業はフォトウエディングサービスとアニバーサリーフォトサービスの提供です。 フォトウエディングサービスでは、挙式の撮影やアルバム製作などを行っています。 また、アニバーサリーフォトサービスでは、お宮参りや七五三などの記念撮影を行っています。 その他にも、フィットネスジムの運営も行っています。
今期の業績と利益率は?
今期の第1四半期の業績は、売上収益が1,806百万円、営業利益が363百万円と前年同期比で減少しました。 しかし、利益率については20.1%と高水準を維持しています。 この背景には、フォトウエディングサービスやアニバーサリーフォトサービスの収益性の高さがあると考えられます。
売上・利益の推移
デコルテ・ホールディングスの売上は、コロナ禍の影響を受けつつも、徐々に回復傾向にあります。 営業利益も1,363百万円と過去最高を記録するなど、着実に利益を伸ばしてきています。 今後も安定した収益性を維持できるよう、新型コロナ対策を講じながら事業を展開していくことが重要です。
四半期連結貸借対照表について
デコルテ・ホールディングスの四半期連結貸借対照表を見てみると、資産は13,980百万円、負債は8,993百万円、純資産は4,986百万円となっています。 資産の部では、現金及び現金同等物が増加しており、負債の部では借入金が増加しています。 自己資本比率は35.7%となっており、健全な財務状況を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び現金同等物が1,076百万円と前期末から268百万円増加しています。 また、使用権資産が増加するなど、事業拡大に向けた投資が行われています。
負債の部
負債の部では、借入金が2,856百万円と前期末から36百万円減少しています。 リース負債も300百万円減少するなど、財務の健全性が高まっています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が2,632百万円と前期末から220百万円増加しており、着実に収益を積み上げてきていることがわかります。 自己資本比率も35.7%と良好な水準を維持しています。
ROAとROE
デコルテ・ホールディングスのROAは2.4%、ROEは4.4%となっています。 前年同期と比べて低下しているものの、依然として良好な水準を維持しています。 今後も事業の収益性を高め、資産効率の改善に取り組んでいくことが重要です。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは558百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは59百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは231百万円の支出となりました。 全体としては268百万円の増加となり、手元流動性は良好な状況にあると言えます。
配当の支払額
デコルテ・ホールディングスは、株主還元として配当を実施していますが、当第1四半期連結累計期間では配当の支払は行われていません。 今後の業績動向を見ながら、継続的な配当実施に期待がかかっています。
今後の展望
デコルテ・ホールディングスはフォトウエディングサービスを中心に事業を展開しており、コロナ禍の影響を受けつつも、徐々に回復傾向にあります。 今後はアニバーサリーフォトサービスの事業拡大にも注力し、収益力の向上を目指していく方針です。 また、財務体質の強化にも取り組み、株主還元の充実にも期待が寄せられています。
編集部のまとめ
デコルテ・ホールディングスは、フォトウエディングやアニバーサリーフォトサービスなどの高収益事業を展開しており、業績も堅調に推移しています。 今後はさらなる事業拡大と収益力の向上に期待が高まっています。 また、健全な財務体質を維持しながら、株主還元の拡充にも注力していく姿勢が見られます。
株式会社デコルテ・ホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
デコルテ・ホールディングスの決算期は9月30日で、決算発表は11月下旬、四半期報告書の開示は2月5日に行われています。 また、当第1四半期連結累計期間では配当の支払いはありませんでしたが、今後の業績次第で株主還元の拡充が期待されています。