橋本総業ホールディングス株式会社の第87期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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橋本総業ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。コロナ禍の影響が続く中、同社は着実に業績を伸ばし、売上高は前年同期比5.8%増の115,877百万円、営業利益は同6.8%減の1,895百万円となりました。成長分野への取り組みと経営の効率化が功を奏しているようです。注目すべきはキャッシュフローの好調さ。フリーキャッシュフローも前年同期比で増加し、健全な財務体質を維持できている様子です。今後も同社の業績に期待が高まりそうですね。

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企業情報

企業名: 橋本総業ホールディングス株式会社
証券コード: 75700
決算期: 3月

橋本総業ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

橋本総業ホールディングス株式会社の決算期は3月です。同社は年に4回、四半期ごとに決算を発表しています。直近の第3四半期決算は2023年12月期のものが今回公表されました。

主な事業

橋本総業ホールディングス株式会社は、管材類、衛生陶器・金具類、住宅設備機器類、空調・ポンプといった建設資材の卸売りを主な事業としています。また、物流受託やリフォームなども手がけており、幅広い事業を展開しています。地域に密着した営業体制と、多様な商品ラインナップが同社の強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期の第3四半期は、売上高が115,877百万円と前年同期比5.8%増、営業利益が1,895百万円と同6.8%減となりました。主力の管材類や空調・ポンプ事業が好調に推移し、全体としても売上高は増加しましたが、販売費及び一般管理費の増加により営業利益は減少しました。一方、経常利益は2,787百万円と同2.5%減にとどまりました。

売上・利益の推移

橋本総業ホールディングス株式会社の売上高は、直近3年間で堅調に推移しています。2023年3月期には148,189百万円と過去最高を記録しました。一方、利益面では2023年12月期第3四半期は、販管費の増加などから前年同期比で減少したものの、依然高水準を維持しています。同社は成長分野への取り組み経営の効率化に注力しており、今後の業績拡大が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の四半期連結貸借対照表では、総資産が104,587百万円と前期末比32,573百万円増加しています。これは主に受取手形、売掛金、電子記録債権の増加によるものです。一方、負債合計は74,703百万円と前期末比30,873百万円増加し、主に短期借入金の増加が要因となっています。純資産は29,884百万円と前期末比1,699百万円増加し、自己資本比率は28.5%と健全な水準を維持しています。

資産の部

2023年12月末の資産合計は104,587百万円と前期末比大幅に増加しました。流動資産は74,597百万円で、主な増加要因は受取手形、売掛金、電子記録債権の増加です。固定資産は29,990百万円で、こちらも土地や投資有価証券の増加などが影響しています。

負債の部

負債合計は74,703百万円と前期末比大幅に増加しました。流動負債が69,692百万円と大部分を占め、短期借入金の増加が主因です。固定負債は5,011百万円と規模は小さいものの、繰延税金負債の増加が目立ちます。

純資産の部

純資産合計は29,884百万円と前期末比1,699百万円増加しました。利益剰余金が増加したことが主な要因です。自己資本比率は28.5%と、健全な水準を維持しています。

ROAとROE

橋本総業ホールディングス株式会社のROA(総資産利益率)は直近3年間でほぼ横ばいで推移しています。2023年3月期には3.9%を記録しました。一方、ROE(自己資本利益率)は2021年3月期の11.5%から2023年3月期には10.8%に低下しています。これは自己資本の増加ペースが当期純利益の伸びを上回っているためと考えられます。今後は収益性の向上とともに資本効率の改善にも注力していく必要がありそうです。

キャッシュフロー

橋本総業ホールディングス株式会社のキャッシュフローは良好な状況です。営業活動によるキャッシュ・フローは4,849百万円の収入超過となり、前年同期比でも増加しています。投資活動によるキャッシュ・フローは615百万円の支出超過ながら、財務活動によるキャッシュ・フローは7,205百万円の収入超過とフリーキャッシュフローも増加基調にあります。同社は健全な財務体質を維持しつつ、成長投資にも積極的に取り組めるポジションにあるといえます。

配当の支払額

橋本総業ホールディングス株式会社は、2023年10月30日開催の取締役会において、第3四半期配当として1株当たり21円の配当を行うことを決議しました。これにより、年間配当予想は41円となっています。同社は株主還元にも力を入れており、配当性向も47.2%と高水準を維持しています。今後も業績の伸びに合わせて、配当の増額が期待できそうです。

今後の展望

橋本総業ホールディングス株式会社は、「ポストコロナ」「環境エネルギー」「中古住宅流通・リフォーム」「健康・快適」「安全・安心」「地域活性化」「IT技術の活用」の7つの成長分野に注力しています。特に「中古住宅流通・リフォーム」分野では、2023年7月に山陰セキスイ商事株式会社を子会社化するなど、M&Aを通じた事業拡大にも積極的に取り組んでいます。また、「みらい会活動」による営業ネットワークの強化や「生産性向上への取り組み」など、経営基盤の強化にも力を入れています。今後の業績拡大に大きな期待がかかっています。

編集部のまとめ

橋本総業ホールディングス株式会社は建設資材の卸売りを主力事業とし、全国展開する営業網と豊富な品ぞろえを強みに、安定した業績を収めています。直近の第3四半期決算も、売上高が増加し、収益性の高い事業構造を維持できている様子です。今後は成長分野への投資と経営効率化にさらに注力し、業績と株主還元の両面で期待が高まりそうです。同社は建設資材業界のリーディングカンパニーとして、今後の動向が注目されます。

橋本総業ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

橋本総業ホールディングス株式会社の決算期は3月で、年4回の四半期決算を行っています。2023年12月期第3四半期の決算では、売上高が前年同期比5.8%増の115,877百万円、営業利益が同6.8%減の1,895百万円となりました。同社は株主還元にも力を入れており、第3四半期配当は1株当たり21円、年間配当予想は41円と、高水準の配当性向を維持しています。今後も、成長分野への投資と経営の効率化に取り組み、さらなる業績拡大が期待されます。

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