ニュースの要約
- 株式会社建デポが、工具買取専門店「Reツール」を運営するボーダレス株式会社を完全子会社化
- 関西に強い地盤を持つボーダレスとの協業により、関東でも店舗展開を行い、電動工具買取サービスの提供エリアを拡大
- リユース事業への本格参入により、「会員様に寄り添い、豊かさを提供する」という建デポの目標を実現する
概要
株式会社建デポは、2025年6月2日付で工具買取専門店「Reツール」を運営するボーダレス株式会社の全株式を取得し、完全子会社化しました。
建デポは、2019年6月にコーナン商事株式会社の完全子会社となり、建築職人向けのプロ専用会員制総合建材卸店を全国に89店舗(FC3店舗含む)展開しています。建デポが注目したのがリユース市場で、2030年までに4兆円の市場規模が見込まれています。
ボーダレスは、関西のコーナンPRO敷地内で工具買取専門店「Reツール」を8店舗展開しており、使われなくなった工具を廃棄するのではなく、次の方に使っていただきたいという思いから事業を展開してきました。建デポはこの取り組みを高く評価し、両社のコラボレーションから子会社化に至りました。
今後は、関西に強い地盤を持つボーダレスとの協業により、関東エリアにも店舗を展開することで、より多くのお客様に電動工具買取サービスを気軽にご利用いただける環境を整備していきます。また、リユース事業への本格参入により、「会員様に寄り添い、豊かさを提供する」という建デポの目標の実現に向けて取り組んでいきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
建デポ:ボーダレス株式会社の全株式取得に関するお知らせについてまとめました
建デポはこれまで建築職人向けの会員制総合建材卸店を展開してきましたが、今回ボーダレスを完全子会社化することで、リユース事業への本格参入を果たしました。ボーダレスは関西エリアで工具買取専門店「Reツール」を展開しており、環境への配慮や資源の有効活用に取り組んできた実績が高く評価されたようです。
今後は両社の強みを活かし、関東エリアへの店舗展開などを通じて、電動工具の買取・販売サービスを全国規模で提供していくことが計画されています。これにより、建デポの目標である「会員様に寄り添い、豊かさを提供する」ことがより一層実現できるようになるでしょう。
リユース市場の拡大に伴い、建デポによる本格的な参入は注目に値するでしょう。建材卸店からリユース事業まで、幅広い分野に挑戦し続ける建デポの戦略は、これからの建設業界のあり方を大きく変えていくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000163479.html