ニュースの要約
- i-nest capital株式会社が、レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を提供するバリュートープ株式会社に投資
- 24時間利用可能な完全無人・非対面のLCCレンタカーサービスを展開
- バリュートープは高稼働率のオペレーションを実現し、既に営業黒字化を達成
概要
i-nest capital株式会社は、2025年6月に自社の2号ファンドを通じて、バリュートープ株式会社への投資を実行しました。
バリュートープは、「手軽かつ便利に移動できる移動手段の提供」というミッションのもと、スマホアプリでの予約から開錠・返却・決済までを全て非対面で完結できる、完全無人・24時間対応のLCCレンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を展開しています。特に20代の若年層を中心に利用が増加しており、従来のレンタカー店舗の営業時間外での出発や帰着のニーズに応えています。
また、レンタカーの高い稼働率にも注目しており、現在運用中の34台のレンタカーについて、平均稼働率70%越を実現しています。これは、都心の駅近での展開や24時間営業、バーチャルキーの活用によるDX化によってサービス運営コストを削減し、低価格化とともに高収益化を実現しているためです。
i-nest capitalは、DX化により新たな取り組みを行い、サービスの高付加価値化を実現しているバリュートープの事業に大きな成長を期待し、今回の出資に至りました。また、i-nest capitalのメンバーの豊富な支援実績と広範なネットワークを活かして、バリュートープの企業価値向上に貢献していく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
オールタイムレンタカー:i-nest capital株式会社が「バリュートープ株式会社」に投資、24時間利用可能な無人・非対面のLCCレンタカーを提供についてまとめました
i-nest capitalがバリュートープに投資したことで、24時間利用可能な完全無人・非対面のLCCレンタカーサービス「オールタイムレンタカー」の事業が加速することが期待されます。特に、従来のレンタカー店舗では対応できなかった深夜や早朝の利用ニーズに応えられるのが大きな特徴です。また、DX化によりコスト削減と高収益化を実現しているところも評価できます。今後はインバウンド需要の取り込みにも期待がかかっており、幅広いユーザー層に向けたサービス展開が期待できそうです。i-nest capitalの支援を受けることで、バリュートープがさらなる事業成長を遂げ、新しいモビリティ社会インフラとして定着していくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000051734.html