ニュースの要約
- 横浜信用金庫が、日本政策金融公庫と提携した「《よこしん》Smart経営ローン」の取扱いを開始
- 手形・小切手の交換廃止に向けた「脱・手形小切手時代」への対応を資金面でサポート
- 無担保・第三者保証不要の長期資金を地元企業に提供
概要
横浜信用金庫は、日本政策金融公庫と提携し、CLO(ローン担保証券)スキームを活用した「《よこしん》Smart経営ローン」の取扱いを開始します。
本スキームは日本公庫による証券化の手法を活用することで、地元企業の皆さまに無担保・第三者保証不要の長期資金提供を可能としています。
この取り組みは、2027年度初からの電子交換所における手形・小切手の交換廃止に向けた「脱・手形小切手時代」への対応を資金面からもサポートするものになります。
「《よこしん》Smart経営ローン」の概要は以下の通りです。
お取扱期間は2025年6月9日(月)から2025年9月30日(火)まで(但し所定の募集金額に達し次第終了)、ご利用いただける法人のお客さまは、青色申告者(直近2期)で法人税・社会保険料に未納がなく、業歴3年以上で直近2期の決算期間が各12ヵ月、かつ償却前経常利益または経常収支が黒字の方となっています。
ご融資金額は500万円~3,000万円(100万円単位)、ご融資期間は5年3ヵ月~5年10ヵ月、ご融資利率は当金庫所定の利率となっています。また、担保・保証人は不要となっています。
手数料として、1件あたり事務取扱手数料110,000円および新規実行手数料2,200円、電子契約利用の場合はお申込金額により別途最大11,000円(いずれも消費税込み)が必要となります。
編集部の感想
編集部のまとめ
《よこしん》Smart経営ローン:横浜信用金庫が「《よこしん》Smart経営ローン」の取扱開始についてについてまとめました
横浜信用金庫が、日本政策金融公庫と提携して「《よこしん》Smart経営ローン」の取り扱いを開始したことは注目に値する取り組みだと思います。
手形・小切手の交換廃止への対応として、無担保・第三者保証不要の長期資金供給スキームを用意したことは、地元企業の資金調達を幅広くサポートする意義深い取り組みだと評価できます。
特に、CLOスキームを活用した新しい融資商品の登場は、地域金融の動向を感じさせる興味深い取り組みと言えるでしょう。
今後、手形・小切手の電子化が進む中で、地域金融機関が地元企業の資金ニーズにきめ細かく対応していく取り組みが注目されます。本件は、そうした動きの一例として評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000031872.html