ニュースの要約
- ドコモが株式会社CARTA HOLDINGSの株式の過半数を取得する公開買付け(TOB)を実施する
- CARTA HDと電通グループ、ドコモの3社で業務資本提携契約を締結
- ドコモとCARTA HDのデータ・技術力・ネットワークを組み合わせ、トータルマーケティングソリューションを提供する
概要
CARTA HDは、ドコモによる公開買付け(TOB)の開始予定に関する意見表明と、ドコモ及び電通グループとの業務資本提携契約の締結を発表しました。
ドコモは、CARTA HDの株式及び新株予約権の取得を目的とした公開買付けを実施する予定です。ドコモおよび電通グループがCARTA HDの株式の過半数を取得し、CARTA HDを非公開化する一連の取引が行われる見込みです。
両社の業務資本提携では、ドコモが持つ顧客基盤データやオンライン・オフラインの加盟店ネットワーク、CARTA HDのデジタルマーケティング事業での実行力、電通グループのマーケティング力を組み合わせ、「Single ID Marketing」と呼ばれる、個人単位での行動・購買データを活用したトータルマーケティングソリューションの提供を目指します。
これにより、顧客企業のマーケティング投資効果の最大化や、生活者への最適なマーケティング施策の展開が期待されています。また、CARTA HDは非公開化後にドコモの連結子会社となる見込みです。
編集部の感想
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CARTA HDとドコモが協力してデータとテクノロジーを最大限に活用し、企業のマーケティングを支援する取り組みは非常に魅力的だと感じました。
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Single ID Marketingで、オンラインとオフラインの行動データを連携させて分析・活用できるのは、今後のマーケティングの在り方を大きく変えていくかもしれません。
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CARTA HDの非公開化によりこの新たな取り組みがさらに加速していくことを期待しています。
編集部のまとめ
CARTA HD:ドコモによる公開買付け(TOB)の開始予定に関する意見表明及び業務資本提携契約締結のお知らせについてまとめました
CARTA HDとドコモの資本業務提携は、両社が持つデータ・テクノロジー・ネットワークを組み合わせることで、これまでの企業のマーケティング課題を一気に解決する可能性を秘めています。
オンラインとオフラインの行動データを連携・活用したSingle ID Marketingは、企業の顧客理解やマーケティング施策の精度を飛躍的に高められると期待されます。特に、CARTA HDの非公開化によりこの取り組みがさらに加速していくことが注目されます。
日本のマーケティング業界にとって、この資本業務提携は大きな変革のきっかけになると考えられ、今後の展開に期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000137280.html