明豊ファシリティワークスの第3四半期決算が発表されました!業績は好調に推移しており、売上高は前年同期比11.7%増の3,836百万円、営業利益は同11.7%増の816百万円、経常利益は同11.7%増の817百万円、四半期純利益は同18.3%増の600百万円と、全ての利益指標が前年同期を上回る結果となりました。
企業情報
企業名: 明豊ファシリティワークス株式会社
証券コード: 17170
決算期: 3月期
明豊ファシリティワークス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
明豊ファシリティワークス株式会社の決算期は3月末日です。今回の決算は第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の業績になります。
主な事業
明豊ファシリティワークス株式会社は、建設プロジェクトの発注者である顧客側に立ち、顧客のプロジェクト目標の達成を支援するコンストラクション・マネジメント(CM)事業を主力としています。
また、オフィスの移転やデジタル化支援などのサービスも提供しており、中でもDX支援事業では自社開発のシステムを活用して顧客のDX化を推進しています。
今期の業績と利益率は?
今期の業績は好調で、売上高は前年同期比11.7%増の3,836百万円、売上総利益は同9.4%増の2,026百万円となりました。
経常利益は同11.7%増の817百万円、四半期純利益は同18.3%増の600百万円と、大幅な増益となっています。
売上・利益の推移
明豊ファシリティワークスの売上高は直近3年間で4,624億円→4,892億円→3,836億円と推移しています。
利益面では、経常利益が732百万円→817百万円、四半期純利益が507百万円→600百万円と着実に増加してきています。
四半期連結貸借対照表について
明豊ファシリティワークスは四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表について個別の数値を確認しました。
資産の部
当第3四半期会計期間末の総資産は6,614百万円で、前事業年度末比6百万円減少しています。流動資産は5,254百万円、固定資産は1,359百万円となっています。
負債の部
負債合計は1,721百万円で、前事業年度末比275百万円減少しました。流動負債は951百万円、固定負債は770百万円です。
純資産の部
純資産合計は4,892百万円で、前事業年度末比268百万円増加しています。自己資本比率は73.7%と健全な財務体質を維持しています。
ROAとROE
明豊ファシリティワークスのROAは前期末の10.4%から当第3四半期末は12.3%に上昇し、ROEも前期末の13.8%から15.3%に上がっています。
これは、売上や利益が好調に推移したことで総資産利益率と自己資本利益率が改善したためです。
キャッシュフロー
明豊ファシリティワークスは四半期キャッシュフロー計算書を開示していないため、詳細な情報は確認できませんでした。
ただし、財務状態は健全で純資産が4,892百万円と強固なため、十分なキャッシュを保有していると考えられます。
配当の支払額
明豊ファシリティワークスは第2四半期末に1株当たり31.5円の配当を実施しており、前年同期の28.0円から増配となりました。
この配当は、この決算期間における業績の好調さを反映したものと考えられます。
今後の展望
明豊ファシリティワークスは、建設投資や設備投資を取り巻く環境の変化に合わせて、発注者支援サービスの高度化を進めています。
特に、脱炭素化やDXの推進など、顧客のニーズに先手を打って対応することで、更なる業績拡大が期待されます。
編集部のまとめ
明豊ファシリティワークスの第3四半期決算は非常に好調で、売上高、各利益指標ともに前年同期を大幅に上回る結果となりました。
健全な財務体質を維持しつつ、顧客ニーズに応えるサービスの提供により、今後も着実な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
明豊ファシリティワークス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
明豊ファシリティワークスの決算期は3月末日で、今回の決算は第3四半期(2023年4月1日~2023年12月31日)の業績です。
配当金は1株当たり31.5円と前年同期から増配となっており、この好調な業績を反映したものとなっています。