ニュースの要約
- Slash Vision Pte. Ltd.が、Slash Cardや Slash All-in-One Appの詳細を紹介するホワイトペーパーVer.4.0を公開した。
- Slash Cardは、ユーザーが自身のセルフカストディウォレットに保有するステーブルコインを担保にして決済を行える、日本初の非カストディ型・暗号資産担保型クレジットカード。
- Slash All-in-One Appは、セルフカストディウォレットを中核に据え、暗号資産の保有・活用・日常決済を一気通貫で提供する新しい金融体験を目指す。
概要
SLASH VISION PTE. LTD.は、セルフカストディ・ネオバンク型「Slash All-in-One App」や市場機会と成長ロードマップに関するホワイトペーパーVer.4.0を公開しました。
Slash Cardは、ユーザーが自身のセルフカストディウォレットに保有するステーブルコイン(例:USDC)をそのまま担保として、国際ブランド加盟店で円建ての決済を行える、日本の規制に完全に準拠した日本初の非カストディ型・暗号資産担保型クレジットカードです。
Slash Vision Labsは、このSlash Cardのローンチを起点として、同カードのアプリケーションを段階的に進化させ、セルフカストディ・ネオバンク構想「Slash All‑in‑One App」を実現する方針です。本構想では、ユーザー自身が秘密鍵を保有するセルフカストディウォレットを中核に据えつつ、「貯める」「貸し出す」「使う」といった金融行動を一つのUI/UXに統合。従来分断されていた暗号資産の保有・活用・日常決済を一気通貫で提供する、新しい消費者向け金融体験の構築を目指します。
編集部の感想
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日本の法制度に完全に準拠しながら、暗号資産保有者が自らの資産を使って決済ができるようになるのは画期的だと思います。
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セルフカストディウォレットを中心としたオールインワンのアプリは、暗号資産の普及に大きな影響を与えそうですね。
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Slashが掲げる「信頼と自律性のある金融の再構築」という理念は賛同できます。これが実現すれば、金融サービスのあり方が大きく変わるかもしれません。
編集部のまとめ
Slash Vision: Slash Vision releases White Paper Ver.4.0, unveiling Slash Card, Slash All-in-One App, and future roadmapについてまとめました
Slash Vision Pte. Ltd.が、暗号資産を活用した新しい金融体験の実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。ユーザーが自身のセルフカストディウォレットに保有する暗号資産を担保にして決済ができる「Slash Card」、さらに「Slash All-in-One App」では、保有・活用・決済を一元的に管理できるようになります。これにより、暗号資産は「投資対象」から「日常的に使える資産」へと進化する可能性が高まりそうです。特に日本の厳格な法制度に完全に準拠しながら、かつユーザーの自己管理を尊重する「信頼と自律性のある金融」の実現を目指す同社の姿勢は高く評価できます。ステーブルコインの普及とともに、Slashが提案する新しい金融サービスが日本を皮切りに世界に広がっていくことを期待したいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000162470.html