ニュースの要約
- 株式会社セカンドハートが、総務省の「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」地方枠に採択された
- 同社のフットチェックシステム「Steplife」のマレーシアでの実証実験と事業化が支援されることになった
- 同社は東南アジア全域への展開を目指しており、この採択は重要な第一歩となる
概要
関西発のメドテックスタートアップ、株式会社セカンドハートが、総務省の「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」の地方枠に採択されました。
同社が開発した足病診療支援プラットフォーム「Steplife」の東南アジア展開に向けた実現可能性調査(FS)および事業化が、総務省からの委託により支援されることになりました。セカンドハートはこれにより、マレーシアを皮切りに、現地医療機関・行政との連携を深め、東南アジアにおける足病ケアの社会実装を加速させていきます。
この取り組みの目的は、日本のデジタルヘルス技術が、糖尿病合併症と社会参加の喪失という大きな社会課題の解決につながるモデルケースを生み出すことです。具体的には、現地パートナーとの連携体制の構築、ユーザー共創型の検証実施、ローカライズ対応の設計といった点に重点を置いて進めていきます。
セカンドハートは現在、さらなる技術開発と市場展開を加速させるためのシードラウンド資金調達を進めており、既存製品の医療機関への導入促進だけでなく、新規医療機器の開発や海外市場への進出にも取り組んでいきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
株式会社セカンドハート:総務省「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」地方枠に採択についてまとめました
株式会社セカンドハートが、総務省の「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」地方枠に採択されたことは、同社の事業にとって大きな前進といえます。
同社は、糖尿病による足病変の予防に特化した技術を開発しており、その中核となる「Steplife」は既に国内で注目を集めています。今回の採択を通して、マレーシアを皮切りにASEAN地域への展開を加速させることができるでしょう。
特に現地パートナーとの連携構築や、ユーザーニーズに寄り添った製品改良、文化的背景に配慮したローカライズ対応など、グローバル展開に向けた細やかな取り組みが注目されます。
また、同社は資金調達にも力を入れており、これらの取り組みを支える体制を整えつつあります。国内外での事業展開が期待されるセカンドハートの今後の動向に注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000135007.html