ニュースの要約
- 3Dプリンター住宅メーカーのセレンディクスがタイの素材大手SCGと業務提携
- 環境配慮型素材の共同開発とグローバル展開で協力
- 両社の技術力と販売ネットワークを活かした取り組みを展開
概要
セレンディクス株式会社は、タイの素材最大手サイアム・セメント・グループ(SCG)のセメント事業部門であるSCG Cement Co., Ltd.と、3Dプリンター建築用素材の共同開発およびグローバル市場での協力を目的とした業務提携を行いました。
両社は環境負荷低減に配慮した脱炭素3Dプリンター材料の開発を行うとともに、海外での3Dプリンター建築の普及に向けて協力体制を構築していきます。SCGとの協力関係が新たな段階に入ったことを喜ぶセレンディクスは、この提携により材料の共同開発という新領域での協業が可能となり、目指す「高品質かつ低価格な住宅」の実現に向けて大きく前進できると期待しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
3Dプリンター住宅のセレンディクス:タイ素材大手SCGと業務提携についてまとめました
セレンディクスは3Dプリンター技術を活用した住宅建設の自動化と効率化を目指してきました。今回のSCGとの業務提携は、これまでの素材供給体制の構築に加え、両社の技術力と知見を結集した環境配慮型材料の共同開発や営業面での協力など、より包括的な協業関係に発展したものです。
3Dプリンター住宅の実現には「素材開発」が重要な課題の1つとなっており、この提携によってセレンディクスが目指す「高品質かつ低価格な住宅」の実現に向けて大きな前進が期待できます。また、SCGの販売ネットワークを活用してグローバル展開を加速することも視野に入っています。
今後の両社の取り組みに注目が集まるところです。環境負荷低減と持続可能な社会の実現に貢献する技術の進化に期待したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000056935.html