日本軽金属ホールディングス株式会社の第12期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日本軽金属ホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。自動車関連の需要が回復し、特にパネルシステム部門が好調に推移したことから、売上高は前年同期を2,663百万円(0.7%)上回る387,713百万円となりました。また、営業利益は7,591百万円(149.6%)増加の12,666百万円と大幅な増益となりました。企業をとりまく環境は不透明ですが、同社は積極的な事業展開により高い収益力を維持しています。

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企業情報

企業名: 日本軽金属ホールディングス株式会社
証券コード: 57030
決算期: 3月期

日本軽金属ホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日本軽金属ホールディングス株式会社の決算期は3月期です。 通常、6月下旬に前期の決算発表10月下旬に第2四半期決算発表2月上旬に第3四半期決算発表6月下旬に株主総会と新期の決算発表というスケジュールで決算が行われています。

主な事業

日本軽金属ホールディングス株式会社は、アルミニウムを中心とした非鉄金属の製造・加工、販売を行う総合非鉄金属メーカーです。アルミナ・化成品・地金、板・押出製品、加工製品・関連事業、箔・粉末製品の4つのセグメントに分かれており、自動車、電機、建材など幅広い産業分野に製品を提供しています。特に、パネルシステム部門やトラック架装事業などが安定収益の柱となっています

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は好調で、売上高387,713百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益12,666百万円(同149.6%増)と大幅な増収増益となりました。特に、パネルシステム部門の好調と自動車関連の需要回復により、加工製品・関連事業セグメントの業績が大きく改善しています。一方、原材料価格高騰の影響があった板・押出製品セグメントは収益性が低下しました。

売上・利益の推移

最近3年間の売上高と営業利益の推移は以下の通りです。2023年3月期第3四半期は、売上高387,713百万円、営業利益12,666百万円と前年同期比でそれぞれ0.7%増、149.6%増と大幅に改善しています。特に、加工製品・関連事業セグメントの業績回復が目立ちます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、5,345億63百万円と前連結会計年度末から83億62百万円増加しました。これは、主に棚卸資産が増加したことによるものです。

資産の部

流動資産は前連結会計年度末から88億26百万円増加し、3,011億59百万円となりました。固定資産は前連結会計年度末から46億64百万円減少し、2,334億4百万円となりました。

負債の部

流動負債は前連結会計年度末から31億89百万円増加し、1,996億68百万円となりました。固定負債は前連結会計年度末から29億71百万円減少し、1,063億93百万円となりました。

純資産の部

純資産は前連結会計年度末から77億44百万円増加し、2,285億2百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。

ROAとROE

直近の2023年3月期では、ROA(総資産利益率)は1.4%、ROE(自己資本利益率)は3.4%となりました。ROAは前期から0.4ポイント、ROEは1.0ポイント上昇しており、収益性の改善が見られます。今後も事業構造の強化と収益力の向上により、ROAやROEの更なる上昇が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については詳細な情報が開示されていません。ただし、総資産の増加から、設備投資やM&Aなどの積極的な投資活動が行われているものと推察されます。今後の業績拡大に向けた成長投資の状況にも注目が必要です。

配当の支払額

日本軽金属ホールディングス株式会社は、年2回の配当を実施しています。2023年6月期の年間配当金は1株当たり20円、2023年12月期の中間配当金は1株当たり10円となりました。安定した配当政策を実施しており、株主還元に積極的な姿勢が窺えます。

今後の展望

日本軽金属ホールディングス株式会社は、自動車関連需要の回復や、パネルシステム部門の好調を背景に、今後も収益の拡大が期待できます。一方で、原材料価格高騰などの課題も残されており、コストコントロールの強化や事業構造の改革に取り組んでいく必要があります。中長期的な成長に向けて、積極的な設備投資やM&Aを通じた事業基盤の強化が重要になると考えられます。

編集部のまとめ

日本軽金属ホールディングス株式会社は、当第3四半期決算において増収増益を達成しました。自動車関連の需要回復やパネルシステム部門の好調などが業績を押し上げた形です。セグメントでは加工製品・関連事業が大幅に改善し、一方で原材料価格高騰の影響を受けた板・押出製品が苦戦しました。今後も成長投資を通じて収益力の向上を目指す一方で、コスト管理の強化にも取り組むことが重要となりそうです。

日本軽金属ホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本軽金属ホールディングス株式会社の決算は3月期で、6月下旬に前期決算発表、10月下旬に第2四半期決算発表、2月上旬に第3四半期決算発表が行われています。配当は年2回(中間配当と期末配当)実施しており、2023年12月期の中間配当は1株10円となっています。今後も安定的な配当政策が期待されます。

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