株式会社村上開明堂の第81期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社村上開明堂の四半期決算報告書が公開されました。自動車用バックミラーの販売が好調で、売上高と利益が前年を大きく上回りました。財務体質も充実しており、今後の事業展開に期待が高まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社村上開明堂
証券コード: E02217
決算期: 2023年3月期

株式会社村上開明堂の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社村上開明堂の決算日は3月31日です。上場企業として、四半期報告書を2月6日に提出しています。

主な事業

株式会社村上開明堂は、自動車用ミラーシステムの開発・製造・販売を主な事業としています。自動車メーカー向けのバックミラーや周辺機器、さらにはオプトロニクス事業にも強みを持っています。国内外の拠点を持ち、グローバルに展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高79,437百万円営業利益6,218百万円親会社株主に帰属する四半期純利益4,504百万円と、いずれも前年同期を大きく上回る好調な結果となりました。営業利益率7.8%と、高い収益性を維持しています。

売上・利益の推移

直近の3年間を見ると、2023年3月期は売上高90,643百万円、経常利益6,419百万円と、過去最高の業績を達成しました。続く2024年3月期は、第3四半期累計期間で売上高79,437百万円、経常利益7,027百万円と、順調に推移しています。今後も自動車市場の回復に伴い、安定的な収益を確保できると期待されます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は109,024百万円となり、前期末比で8,664百万円増加しました。主な増加要因は、現金及び預金の増加4,649百万円受取手形及び売掛金の増加2,436百万円などです。一方、負債は24,493百万円と、前期末比3,161百万円増加しました。

資産の部

流動資産は74,433百万円、固定資産は34,590百万円となりました。流動資産では現金・売掛金の増加、固定資産では有形固定資産の増加が主な変動要因です。

負債の部

流動負債は22,488百万円、固定負債は2,005百万円となっています。流動負債の主な増加は、支払手形・買掛金の増加1,770百万円などです。

純資産の部

純資産は84,530百万円と、前期末から5,503百万円増加しました。主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益4,504百万円や為替換算調整勘定の増加3,481百万円などです。

ROAとROE

株式会社村上開明堂のROAは直近の2023年3月期が6.4%、ROEは6.8%と、高い収益性を維持しています。自動車関連の需要回復を受け、2024年3月期第3四半期累計期間ではROAが6.4%、ROEが5.3%と、収益性が更に向上しています。今後の事業拡大に伴い、両指標の改善が期待されます。

キャッシュフロー

2024年3月期第3四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが7,973百万円の収入となっています。一方で投資活動によるキャッシュ・フローが2,766百万円の支出となっており、設備投資などに資金を充当しています。財務活動では自己株式の取得などにより1,589百万円の支出となっています。全体としては4,649百万円の増加となり、手元流動性は充実しています。

配当の支払額

株式会社村上開明堂は、株主還元を重視しており、2023年3月期は1株当たり年間配当金84円を実施しました。直近の2024年3月期第3四半期では、中間配当金として1株当たり70円を支払っています。今後も安定的な配当を維持していく方針のようです。

今後の展望

株式会社村上開明堂は、自動車メーカー向けのミラーシステム事業を中心に、好調な業績を維持しています。自動車市場の回復基調を捉えて、国内外の製造拠点の拡充や新技術の開発に積極的に取り組んでいます。さらに、オプトロニクス事業の強化にも注力しており、中長期的な成長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社村上開明堂は、自動車用ミラーシステムの分野で高い技術力と競争力を発揮しています。第3四半期の業績は好調で、財務体質も健全に推移しています。今後の市場環境も追い風となりそうで、安定した成長が期待できそうです。株主還元も充実しており、投資家の注目を集めている企業と言えるでしょう。

株式会社村上開明堂の決算日や配当についてまとめました。

株式会社村上開明堂の決算日は3月31日で、四半期報告書を2月6日に提出しています。
配当については、2023年3月期の年間配当金は1株当たり84円2024年3月期の中間配当金は1株当たり70円と、安定した株主還元を行っています。
今後も自動車市場の回復を背景に、安定的な業績と配当が期待できる企業といえるでしょう。

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