株式会社G‐7ホールディングスの2023年12月期第3四半期決算は、堅調な業績を収めることができました。主力事業の「業務スーパー」「お肉のてらばやし」などの好調な売上が寄与し、増収増益となりました。今後も、新店舗の展開や収益力の強化に取り組み、さらなる成長を目指していきます。
企業情報
企業名: 株式会社G‐7ホールディングス
証券コード: 75080
決算期: 3月期
株式会社G‐7ホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社G‐7ホールディングスは3月期決算を行っています。具体的な決算日は3月31日で、決算報告書の提出期限は6月30日までとなっています。また、中間配当と期末配当の年2回、株主への利益還元を実施しています。
主な事業
株式会社G‐7ホールディングスは、車関連事業、業務スーパー事業、精肉事業、およびその他の事業を展開しています。主力の「業務スーパー」や「お肉のてらばやし」など、顧客ニーズに合わせたサービスと品揃えを提供し、着実に業績を伸ばしています。また、M&Aなども積極的に行い、事業の拡大を図っています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が145,612百万円と前年同期比8.9%の増加、経常利益が5,963百万円と0.1%の増加となりました。主力の業務スーパー事業や精肉事業が好調に推移したことが業績拡大の大きな要因です。また、経常利益率は4.1%を確保しており、収益性も高い水準にあります。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は増加傾向にあり、2023年3月期は6,813百万円と過去最高益を計上しました。一方で、経常利益は3,824百万円~5,963百万円の範囲で推移しており、収益性の向上にも取り組んでいます。今後も、既存事業の強化と新規事業の展開により、更なる業績拡大を目指していきます。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は60,476百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,274百万円増加しました。これは主に、売掛金や商品在庫が増加したことによるものです。一方、負債は31,484百万円、純資産は28,991百万円となり、自己資本比率は47.9%を維持しています。財務体質は健全に推移しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金14,211百万円、商品及び製品9,917百万円などが主な内訳です。事業拡大に向けて、設備投資を積極的に行っており、有形固定資産も19,500百万円と増加しています。
負債の部
負債の部では、買掛金10,178百万円、短期借入金5,260百万円、長期借入金3,975百万円が主な内訳です。事業拡大に伴い、借入金も増加傾向にあります。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金25,004百万円が主な内訳です。配当性向は約50%であり、株主還元にも積極的に取り組んでいます。
ROAとROE
当社のROA(総資産利益率)は約7.8%、ROE(自己資本利益率)は約14.1%となっています。ROAはやや低下傾向にありますが、ROEは高水準を維持しており、資本効率の高さが窺えます。今後も事業基盤の強化と収益力の向上に努め、株主価値の最大化を目指していきます。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・インが7,947百万円発生しました。一方で、設備投資など投資活動によるキャッシュ・アウトが2,839百万円、配当金の支払などによる財務活動によるキャッシュ・アウトが2,457百万円ありました。これらの結果、当第3四半期末の現金及び現金同等物は14,211百万円となっています。
配当の支払額
株式会社G‐7ホールディングスは、株主への利益還元として年2回の配当を実施しています。当第3四半期連結累計期間では、中間配当金1株当たり20円、期末配当金は未定となっています。直近の配当性向は約50%と高水準を維持しており、株主還元にも力を入れています。
今後の展望
株式会社G‐7ホールディングスは、引き続き「『儲ける力』に更に磨きをかける」をグループ方針に掲げ、既存事業の強化と新規事業の開拓に取り組んでいきます。業務スーパー事業や精肉事業などの柱となる事業を伸ばすとともに、新店舗の出店や M&A も推進し、更なる成長を目指していきます。また、収益力の向上やコスト削減など、企業価値の最大化にも努めていくとしています。
編集部のまとめ
株式会社G‐7ホールディングスは、業務スーパー事業や精肉事業など、顧客ニーズに合致したサービスを展開し、堅調な業績を収めています。今後も、新規出店やM&Aなどを通じて事業を拡大し、収益性の向上にも取り組んでいくことで、持続的な成長を遂げられると期待できます。また、株主還元にも力を入れており、株主価値の最大化にも注力しています。
株式会社G‐7ホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社G‐7ホールディングスの決算期は3月期で、決算日は3月31日となっています。配当は年2回、中間配当と期末配当を実施し、配当性向は約50%と高水準を維持しています。今後も、企業価値の向上と株主還元にバランス良く取り組んでいくことが期待されます。