ニュースの要約
- ライフタイムベンチャーズが、研究開発プロセスをAIで加速するスタートアップVeritusに対し、3,750万円の出資を行った
- Veritusは、研究者の業務時間を年間500時間以上短縮することを目指している
- Veritusは、研究の発見・合成・解析、実験計画、結果考察などの作業時間を10～100倍高速化する
概要
ライフタイムベンチャーズは、研究開発プロセスをAIで加速するスタートアップVeritusに対し、プレシードラウンドで3,750万円の出資を実施しました。
Veritusは、大学・研究機関・企業の研究者が直面する情報過多、非効率な手作業という課題を解決するために設立されたAIスタートアップです。文献検索、情報整理、分析といった繰り返し作業を自動化し、年間500時間以上の業務時間を研究者に取り戻すことを目指しています。
Veritusでは2億2,000万件以上の論文が搭載されている独自のセマンティック検索データベースを基に、研究プロセス全体に対するエンドツーエンドのワークフローソリューションを提供します。
今回の資金調達を通じて、Veritusはセマンティック検索技術の高度化とデータベースの拡充、科学論文分析や研究資金申請支援ツールの開発、研究の発見・合成・解析、実験計画、結果考察などの作業時間を10～100倍高速化に注力していきます。
Veritusは、AI共同研究者（AI Co-scientist）、という新たな研究のかたちを提案し、責任あるAI活用を通じて科学の加速と社会実装の早期化を実現していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
ライフタイムベンチャーズ：研究AIスタートアップVeritusに出資についてまとめました
ライフタイムベンチャーズが、研究開発プロセスをAIで加速するVeritusに出資したことは大変注目に値する取り組みだと言えます。Veritusは論文検索やデータ分析の自動化によって、研究者の業務効率を大幅に高められると期待されています。また、「AI共同研究者」という新しい概念を提唱し、AIと人の協働によって科学の進化をさらに加速させていくことを目指しています。
AIの活用によって研究の生産性が飛躍的に向上し、より創造的な取り組みに専念できるようになれば、画期的な科学的ブレークスルーが生み出される可能性も高まるでしょう。この取り組みの今後の展開にも大いに期待が寄せられます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000047713.html
