佐藤商事株式会社の第101期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

佐藤商事株式会社の決算報告をチェックしました。同社は第101期第3四半期の業績を発表し、売上高は着実に増加しています。営業利益も4.1%増加と好調な推移を示しています。今期の親会社株主に帰属する四半期純利益は29.7%増加し、収益力の向上が伺えます。

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企業情報

企業名: 佐藤商事株式会社
証券コード: 80650
決算期: 2023年3月31日

佐藤商事株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

佐藤商事株式会社の決算期は3月31日です。第3四半期は2023年12月31日に終了しています。

主な事業

佐藤商事株式会社は鉄鋼、非鉄金属、電子、ライフ営業、機械・工具、営業開発の6つの事業を展開しています。鉄鋼事業が最も大きな事業セグメントとなっています。各事業分野で幅広い商品を取り扱い、様々な産業分野のニーズに対応しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,058億18百万円(前年同期比0.2%増)経常利益53億34百万円(同4.1%増)と好調に推移しました。利益率も順調に改善しており、営業利益率は2.2%となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は275,006百万円から205,818百万円と減少しているものの、営業利益は6,194百万円から4,598百万円と増加しています。業績は回復傾向にあると評価できます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の財務状況は、総資産1,718億22百万円、純資産617億47百万円となっています。前期末と比較すると、資産は80億79百万円、負債は24億33百万円増加し、純資産も56億45百万円増加しています。

資産の部

資産の部は、流動資産が1,307億80百万円、固定資産が410億41百万円となっています。流動資産のうち受取手形及び電子記録債権が391億36百万円と大きな割合を占めています。

負債の部

負債の部は、流動負債が935億56百万円、固定負債が165億17百万円となっています。流動負債のうち買掛金が564億18百万円と大きな割合を占めています。

純資産の部

純資産の部は、株主資本が514億9百万円、その他の包括利益累計額が99億55百万円となっています。自己資本比率は35.7%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年の2.0%から2.6%に改善し、ROEは前年の6.1%から7.3%に上昇しています。収益性の向上と資本効率の改善が見られます。今後も収益力の強化とともに、資本効率の向上に取り組んでいくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため明確ではありません。前年同期は現金及び現金同等物の期末残高が3,346百万円となっていました。

配当の支払額

当第3四半期連結累計期間の配当金は、中間配当として1株当たり32円が支払われています。年間の配当予想は、中間配当32円と期末配当32円の合計で1株当たり64円の見込みです。

今後の展望

当社は第三次中期経営計画で掲げた経営目標の進捗を管理しながら、各重点課題に取り組んでいます。原材料高騰や金融資本市場の変動など、依然として不透明な経営環境にありますが、各事業での収益力向上や経営基盤の強化に努めていく方針です。今後も安定的な収益力と成長力の維持に注力していくことが期待されます。

編集部のまとめ

佐藤商事株式会社の当第3四半期連結決算は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期を上回る好調な結果となりました。収益性や効率性も改善傾向にあり、事業基盤の強化が進んでいると評価できます。今後も中期経営計画の着実な実行により、持続的な成長と企業価値の向上が期待されます。

佐藤商事株式会社の決算日や配当についてまとめました。

佐藤商事株式会社の決算期は3月31日で、第3四半期は2023年12月31日に終了しています。年間配当は1株当たり64円の見込みです。引き続き安定的な業績と株主還元の維持に期待が寄せられます。

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