ニュースの要約
- ロベコが新たにAnton Eserを最高投資責任者(CIO)に任命
- Eserは25年以上の金融市場での経験を持ち、グローバル債券市場の専門家
- 前CIOのMark van der Krofは2020年から務めており、2025年10月1日付で退任
概要
ロベコは本日、Anton Eserが2025年9月1日付で最高投資責任者(CIO)およびエグゼクティブ・コミッティ(執行委員会)メンバーに就任することを発表しました。
Eserは、グローバル金融市場において25年以上の経験を有し、過去にはリーガル・アンド・ジェネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)に13年所属し、2016年にはCIOに就任していました。在任中、英国中心の企業であったLGIMが、運用資産総額1.5兆米ドルを超えるグローバルな資産運用会社へと成長する過程において中核的役割を果たしました。
また、2021年以降は、南アフリカ市場を対象としたマルチアセット・ソリューションに特化して急成長を遂げるフィンテック企業、10XインベストメンツでCIOを務めています。
一方、ロベコのCEOであるKarin van Baardwijkは、Eserの深い専門知識とグローバル市場における豊富な経験が、ロベコの戦略的目標に合致すると期待しており、ロベコを次の成長ステージへと推し進めるうえで重要な役割を果たすものと考えています。
前任のMark van der Krofは2000年からロベコに所属し、2020年よりCIOを務めてきましたが、2025年10月1日付で退任します。CEOは、Markの長年にわたる卓越したリーダーシップと貢献に感謝を述べています。
編集部の感想
編集部のまとめ
ロベコ:新CIOにAnton Eserを任命についてまとめました
ロベコが、グローバル金融市場において25年以上の経験を持つAnton Eserを新しいCIOに任命したことは、同社の運用力強化にとって大きな一歩だと評価できます。EserはこれまでLGIMやフィンテック企業での実績から、債券運用やマルチアセット戦略の立案、ESGの推進など、ロベコの次なる成長を牽引していくことが期待されます。一方で、長年にわたりロベコのCIOを務めてきたMark van der Kroft氏の功績にも敬意を表したいと思います。Eser新CIOの下で、ロベコがさらなる発展を遂げていくことを期待しましょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000076657.html