
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 1株配当 | ROE |
|---|---|---|---|---|---|
| 22/3 | 1295.46億円 | 259.04億円 | 188.36億円 | 64円 | 8.2% |
| 23/3 | 1400.43億円 | 234.53億円 | 164.82億円 | 64円 | 6.7% |
| 24/3 | 1508.45億円 | 234.93億円 | 167.07億円 | 85円 | 6.4% |
| 25/3 | 1810.93億円 | 424.46億円 | 324.28億円 | 136円 | 11.3% |
| 26/3 | 1926.15億円 | 400.36億円 | 281.17億円 | 147円 | 9% |
株式会社ツムラ(証券コード45400)は、漢方製剤を主力とする医薬品メーカーです。このページでは、投資をはじめたばかりの方に向けて、ツムラの直近5年間の決算数字をもとに、業績の流れや配当の状況をやさしく整理します。むずかしい専門用語はできるだけかみくだいて説明していきますので、会社の「今」をつかむ入り口として役立ててください。
株式会社ツムラの会社概要
ツムラは、風邪や胃腸の不調、冷えなどに使われる漢方薬(漢方製剤)を手がける医薬品会社です。医師が処方する「医療用漢方製剤」の分野で国内をリードする存在として知られ、病院やクリニックで使われる漢方薬の多くを供給しています。漢方は、原料となる生薬(しょうやく)を畑で育てるところから品質を管理する必要があり、原料の調達から製造までを一貫して手がけている点が特徴です。近年は国内にとどまらず、中国をはじめとした海外での事業にも力を入れています。細かな事業内容や最新の取り組みは会社ごとに変化していくため、正確な情報は公式のIR資料でご確認ください。
最新の決算ポイント
最新となる2026年3月期(26/3)の決算では、売上高が1926.15億円と前の期(1810.93億円)から伸び、増収となりました。一方で、本業やそれに近い活動でどれだけ稼げたかを示す経常利益は400.36億円で、前の期の424.46億円からやや減少しました。最終的な利益である純利益も281.17億円と、前の期の324.28億円から減っています。つまり、売上は伸びたものの利益は前の期を下回る「増収減益」という結果です。売上が増えても利益が減る背景には、原材料費や人件費などのコストの増加、事業への投資といった要因が重なることがあります。ただし、前の期(25/3)の利益がもともと大きく伸びていたため、その反動という側面もあります。赤字ではなく、しっかりと利益を確保できている点はおさえておきたいところです。
業績の推移
過去5年の流れを見てみましょう。売上高は、2022年3月期の1295.46億円から、1400.43億円、1508.45億円、1810.93億円、そして2026年3月期の1926.15億円へと、年々ステップアップしてきました。5年間でおよそ1.5倍の規模に拡大しており、事業が着実に伸びていることがうかがえます。
利益のほうは、売上ほど一直線ではありません。経常利益は259.04億円からいったん234億円台まで落ち着き、2025年3月期に424.46億円へと大きく跳ね上がったあと、直近の2026年3月期は400.36億円となりました。純利益も同じような動きで、188.36億円から164〜167億円台で推移したのち、2025年3月期に324.28億円へ急伸し、直近は281.17億円です。会社が自分のお金をどれだけ効率よく利益に変えられたかを示すROE(自己資本利益率)も、6〜8%台から2025年3月期に11.3%まで高まり、直近は9%となっています。売上は右肩上がり、利益は直近2年で一段高い水準に乗った、という大きな流れをつかんでおくとよいでしょう。
配当の状況
ツムラは、株主への配当を年々手厚くしてきています。1株あたりの配当金は、2022年3月期と2023年3月期が64円、2024年3月期が85円、2025年3月期が136円、そして直近の2026年3月期は147円へと増えてきました。5年間で2倍以上に増えており、利益をあげながら株主への還元も広げてきたことが数字から読み取れます。直近の期は利益が前の期より減ったなかでも配当額を前の期(136円)から積み増しており、配当を重視する姿勢がうかがえます。今後の配当がどうなるかは業績や会社の方針によって変わるため、最新の予想は公式IRで確認するのがおすすめです。
株主優待
株主優待とは、株を持っている人に会社が自社製品やサービスなどを贈る制度のことです。ツムラの優待については、内容が年ごとに見直されることもあり、ここで確定的にお伝えすることは控えます。優待の有無や具体的な内容、対象となる株数や保有期間の条件などは、変更されている場合があるため、最新の優待内容は公式IRでご確認ください。優待を目的に投資を考える場合は、権利が確定する時期(権利確定日)もあわせてチェックしておくと安心です。
決算発表スケジュール
ツムラは3月を決算期(1年の区切り)とする会社です。1年間の成績をまとめた本決算(通期決算)は、例年4月下旬から5月上旬ごろに発表されるのが一般的です。そのほか、1年を4つに区切った途中経過として、第1四半期(4〜6月分)はおおむね8月ごろ、第2四半期(中間)は11月ごろ、第3四半期は2月ごろに発表される流れが多く見られます。正確な発表日は会社が事前に公表しますので、投資の判断材料にしたい場合は公式IRの決算発表予定日をご確認ください。
よくある質問
Q. 決算はいつ発表されますか?
A. ツムラは3月が決算期です。1年間の成績をまとめる本決算は、例年4月下旬から5月上旬ごろに発表されることが多く、四半期ごとの決算も年に数回発表されます。
Q. 配当はどれくらいですか?
A. 直近の2026年3月期の1株あたり配当は147円でした。ここ数年は64円→85円→136円→147円と増える傾向が続いています。今後の予想は業績や方針で変わるため、公式IRをご確認ください。
Q. 株主優待はありますか?
A. 優待の内容は見直されることがあり、ここでは断定を避けます。最新の優待内容や条件は公式IRでご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載数値はEDINET提出書類・Yahoo!ファイナンス等に基づきますが、正確性を保証するものではありません。














