ニュースの要約
- 阪急阪神エクスプレスの東西日本通関部に所属する通関士6名がEPA関税認定アドバイザーとして認定された
- 通関サービスの品質向上と、EPA活用支援体制「通関シンクタンク」の強化が図られる
- EPAの利用が推奨される中、専門家による支援に対するニーズが高まっている
概要
阪急阪神エクスプレスは、東西日本通関部に所属する6名の通関士が、日本通関業連合会より6月26日にEPA関税認定アドバイザーとして認定されたと発表しました。
同社はこれまで、EPA活用支援を目的とした「通関シンクタンク」チームを設置し、専門知識を有する通関士によるコンサルティングサービスを提供してきました。今回の認定を受けて、その体制をさらに強化し、お客様がEPAを安心して活用できる環境づくりに貢献していく計画です。
近年、CPTPPやRCEPなどの広域EPAの発効により、日本の貿易総額の約8割がEPA締約国との取引となっています。特恵関税の段階的な引き下げが進む中、EPAのさらなる活用が推奨されていますが、専門知識が必須なため、通関士などの民間専門家による支援に対するニーズが高まってきているのが背景にあります。
編集部の感想
-
通関サービスの品質向上に向けて、自社内の通関士の専門性を高めていくという取り組みは評価できますね。
-
EPAの活用支援について、専門家チームを強化していく姿勢は顧客目線に立っていると感じられます。
-
通関業界の人材育成と、顧客サポートの両面で前進している印象を受けました。
編集部のまとめ
通関サービス:より高品質な通関サービスの提供が可能に 6名の通関士がEPA関税認定アドバイザーとして認定されました 貿易協定に関するコンサルティングチーム「通関シンクタンク」の体制強化についてまとめました
阪急阪神エクスプレスが、東西日本通関部の通関士6名をEPA関税認定アドバイザーとして新たに認定したことは、同社の通関サービスの品質向上に大きな前進といえます。EPAの活用支援を目的とした「通関シンクタンク」チームのさらなる強化によって、顧客企業がEPAを安心して活用できる環境が整備されていくと期待できます。
近年のEPA拡大の傾向を受け、専門家による支援ニーズが高まっている中、阪急阪神エクスプレスのこの取り組みは時代の要請に応えるものだと評価できるでしょう。今後も通関サービスの質的向上を続け、顧客企業の貿易・輸出入業務を強力にサポートしていくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000182.000007468.html