ニュースの要約
- パナソニックが経済産業省の補助金事業に採択され、体調ナビゲーションサービス「RizMo」を活用した実証実験を実施
- 女性社員120名を対象に、健康支援とともに社員全体のヘルスリテラシー向上や組織パフォーマンスへの効果を検証
- 伊藤忠商事第8カンパニーとも協力し、異業種での実証も行う
概要
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社は、経済産業省が推進する「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」事業者に採択されました。
本補助金事業は、女性特有の健康課題解決等を図るサポートサービスの普及に係る課題等の解決を促進し、企業の人材多様性を高め、中長期的企業価値を向上することを目指しています。
くらしアプライアンス社は、2025年6月に発表した体調ナビゲーションサービス「RizMo(リズモ)」を活用し、女性社員120名を対象にフェムテック領域のサービスをトライアル導入します。株式会社ファミワンの協力の下、女性社員の健康支援に留まらず、社員全員のヘルスリテラシー向上や組織パフォーマンスへの効果を検証していきます。
さらに、本実証事業外の試みとして、伊藤忠商事株式会社 第8カンパニーにも協力いただき、同一内容の実証を行います。異なる業種・業態の企業に実証フィールドを拡大してデータを収集することで、企業におけるフェムテック利活用の効果について、より広く検証していく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
RizMo:体調ナビゲーションサービス「RizMo」活用による女性の健康行動支援と組織パフォーマンスへの効果を検証についてまとめました
パナソニックが経済産業省の補助金事業に採択され、体調ナビゲーションサービス「RizMo」を活用して女性社員の健康支援と組織パフォーマンス向上の実証実験を行うことがわかりました。
120名の女性社員を対象に、フェムテック領域のサービスの導入を行うだけでなく、社員全体のヘルスリテラシー向上や組織パフォーマンス向上への効果も検証する点が特徴的です。
さらに、異なる業界の企業である伊藤忠商事第8カンパニーとも協力して同様の実証を行うことで、企業におけるフェムテック活用の効果を幅広く検証していく計画です。
人材の多様性を高め、中長期的な企業価値の向上につなげていくというパナソニックの姿勢が感じられる取り組みだと思います。今後の実証結果に注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006366.000003442.html