ニュースの要約
- インフォステラとフィンランドのNorthBase社がMoUを締結し、NorthBase社の地上局アンテナをインフォステラのStellarStationに統合
- 衛星運用者の利便性が向上し、インフォステラのヨーロッパ市場への進出に繋がる
- 両社の強みを融合し、より高度な地上局サービスを世界に提供していく
概要
Ground Segment as a Service(GSaaS)プロバイダーである株式会社インフォステラと、フィンランドの地上局サービスプロバイダーであるNorthBase社は、NorthBase社の所有する北緯68度、フィンランド・ラップランドの地上局アンテナをインフォステラのクラウドプラットフォーム「StellarStation」へ統合することで合意し、協力覚書(以下、本MoU。)を締結しました。
本MoUの締結は、インフォステラとNorthBase社にとって、地上局サービスの販売・マーケティングにおける戦略的協力と、地上局資産の柔軟な共有を可能にするものです。StellarStationユーザーに対しては、北緯68度に位置するムオニオのNorthBase社の地上局サイトが新たな価値を提供します。同サイトはSバンドおよびXバンドのサービスを提供し、極軌道衛星に対して非常に優れた可視性を備えているほか、高度なインフラ、セキュリティ体制を備えたアンテナホスティングサービスも展開しています。
今回の提携により、インフォステラのStellarStationネットワークに強力な新拠点が加わり、お客様全体の利便性が向上すると共に、ヨーロッパにおけるインフォステラのプレゼンスも強化されることが期待されます。両社のネットワークと専門性を融合することで、より機動的で信頼性の高い地上局サービスを、世界中の衛星運用者に提供できるようになります。
編集部の感想
編集部のまとめ
インフォステラ:フィンランドのNorthBase社とMoUを締結についてまとめました
インフォステラとNorthBase社のMoU締結は、両社の地上局ネットワークを強化し、より高度な地上局サービスを世界に提供できるようになることが期待されます。特に、北緯68度に位置するNorthBase社の地上局がStellarStationに加わることで、極軌道衛星への対応力が高まります。衛星運用者のニーズに合わせて柔軟なサービスを提供できるようになるでしょう。また、ヨーロッパ市場への進出にも弾みがつくことから、今後のグローバル展開にも期待がかかります。両社の強みを生かしたサービスが生まれ、衛星産業の発展に寄与することを期待しましょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000021692.html