ニュースの要約
- FPTとスマートHDが合弁会社「FPTスマートテクノロジーズジャパン株式会社」を設立
- 自動車業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することが目的
- 両社の強みを活かし、次世代のDXを推進していく
概要
FPTコーポレーションは、FPTジャパンホールディングス株式会社を通じて、スマートホールディングス株式会社の子会社に対して出資を行い、合弁会社「FPTスマートテクノロジーズジャパン株式会社」を設立しました。
この合弁会社の設立は、2021年1月にベトナムで発足したFPT SMART TECHNOLOGIES Co., Ltd.の事業をさらに進化させ、日本市場のニーズに即応した体制を構築することを目的としています。
合弁会社設立の背景には、製造業、特に自動車業界が大きな変革期を迎えていることがあります。ソフトウェア定義車両(SDV)、生成AI、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、カーボンニュートラルなど、次世代モビリティ社会を見据えた対応が求められており、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速やデータドリブンな開発手法の導入が重要視されています。
FPTが長年培ってきたグローバルな技術力とスマートHDの日本における豊富な経験、さらに生成AIをはじめとする最先端のAI技術を融合し、日本の製造業、特に自動車業界のお客様のDX推進と業務効率化に貢献していくことが、この合弁会社設立の目的となっています。
編集部の感想
編集部のまとめ
FPTスマートテクノロジーズジャパン:FPTとスマートHDが合弁会社を設立についてまとめました
FPTとスマートHDが合弁会社「FPTスマートテクノロジーズジャパン株式会社」を設立したことは、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で重要な一歩だと評価できます。
両社が持つ強みを活かし、特に自動車業界のDX化を支援していくことで、大きな市場ニーズに応えられると期待されます。生成AIなどの最先端技術とグローバルな視点、日本の品質と現場力を融合させ、革新的なサービスを提供していくことが目標です。
今後の展開として、大手自動車メーカーのデジタル化ニーズに対応し、5年間で約30億円規模のビジネス機会を見込んでおり、他OEMへの展開も視野に入れています。日本の製造業のDX化を牽引する新しい存在として、大きな注目が集まりそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000017750.html