株式会社カカクコムの第27期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社カカクコムの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。業界最大手の情報サイト運営会社である同社の直近の業績を見ると、売上高は好調に推移しており、利益率も高水準を維持しています。今後の事業拡大にも期待が高まっている企業ですので、今回の決算内容をご紹介いたします。

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企業情報

企業名: 株式会社カカクコム
証券コード: 23710
決算期: 3月期

株式会社カカクコムの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社カカクコムの決算日は毎年3月31日です。通常の決算発表スケジュールとしては、第1四半期(6月30日)決算を8月上旬に、上期(9月30日)決算を11月上旬に、第3四半期(12月31日)決算を2月上旬に、本決算(3月31日)を5月上旬に公表しています。

主な事業

株式会社カカクコムは、インターネット上の価格比較サイト「価格.com」をはじめ、飲食店検索・予約サイトの「食べログ」、求人情報サイトの「求人ボックス」など、さまざまなインターネットメディアを展開しています。
これらのメディアを通じて、利用者にとって役立つ情報を提供するとともに、広告収入やサービス利用料などを事業の収益源としています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の連結業績は、売上収益が48,679百万円と前年同期比で9.2%増加しています。一方で、営業利益は18,299百万円と2.1%増加しており、営業利益率は37.5%と高水準を維持しています。これらの結果から、カカクコムは安定した収益基盤を持つ企業であると言えるでしょう。

売上・利益の推移

過去3期の売上収益と営業利益の推移を見ると、売上収益は堅調に増加してきており、営業利益率も40%前後で推移しています。特に直近2期はコロナ禍からの回復基調にあり、利益面での改善が顕著に表れています。こうした高い収益性は同社の強みと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の連結貸借対照表を見ると、資産合計は76,420百万円となっています。一方、負債合計は28,098百万円と、自己資本比率は62.8%と高水準を維持しています。このように、カカクコムは財務体質が健全な企業であると評価できます。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が29,238百万円と手元流動性が高く、営業債権及びその他の債権が11,389百万円となっています。また、有形固定資産や無形資産などの非流動資産も合計で23,268百万円を保有しています。

負債の部

負債の部では、営業債務及びその他の債務が3,514百万円その他の流動負債が13,272百万円となっています。長期の借入金は少なく、財務の健全性が高いことが分かります。

純資産の部

純資産の部では、親会社の所有者に帰属する持分が48,016百万円と、自己資本比率が62.8%と高水準を維持しています。このように、保有する現金や投資有価証券などの資産と、借入金などの負債のバランスが良好であると評価できます。

ROAとROE

直近3期のROAは12%前後、ROEは20%前後で推移しています。このように、高い収益性と資本効率性を維持しており、投下資本に対する収益力の高さが特徴です。こうした高収益体質が同社の強みと言えるでしょう。

キャッシュフロー

2023年12月期第3四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは10,289百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1,742百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは15,771百万円の支出となっています。この結果、現金同等物の当第3四半期末残高は29,238百万円となりました。

配当の支払額

同社は、1株当たり年間配当金を増額する方針を掲げています。2023年12月期第2四半期では1株当たり配当金を23円としており、これまで年間配当金は増加傾向にあります。株主還元にも力を入れている企業だと言えるでしょう。

今後の展望

カカクコムは、価格.comやグループ各社のメディアを通じて顧客基盤を拡大し、広告収入や手数料収入の増加を目指しています。また、新規サービスの開発や提携・M&Aなども積極的に行うことで、さらなる成長を目指しています。高い収益性を維持しながら、今後も安定した業績を残すことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社カカクコムの2023年12月期第3四半期決算は、売上高が好調に推移し、高い利益率を維持するなど、良好な業績を残しています。インターネット情報サービス業界の大手企業として、新規事業の開発や M&A も積極的に行い、持続的な成長を目指しています。今後も株主還元に力を入れながら、企業価値の向上が期待される企業と言えるでしょう。

株式会社カカクコムの決算日や配当についてまとめました。

株式会社カカクコムは、決算日が3月31日の3月期決算企業です。通常の決算発表スケジュールとしては、第1四半期(6月30日)決算を8月上旬、上期(9月30日)決算を11月上旬、第3四半期(12月31日)決算を2月上旬、本決算(3月31日)を5月上旬に公表しています。
また、同社の配当政策は、1株当たり年間配当金の増額を目指しており、2023年12月期第2四半期の配当金は1株当たり23円となっています。株主還元にも積極的な企業であると言えます。

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