ニュースの要約
- 渋谷の警備会社「東宝総合警備保障」が物流大手「センコーグループホールディングス」に事業承継された。
- 東宝総合警備保障の創業者が後継者不在の課題に直面したため、センコーグループとの協業を決断した。
- センコーグループの警備事業部門強化と東宝総合警備保障の事業拡大を目指す。
概要
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社は、渋谷を拠点に警備業を営む東宝総合警備保障株式会社と、物流事業を中核に事業展開する東京都江東区のセンコーグループホールディングス株式会社のM&Aを仲介しました。
東宝総合警備保障は1978年に龍原正氏が立ち上げた会社で、建設現場の警備から始まり、大型インフラ工事の警備、受付業務、盗聴サポートなどの事業を展開。半世紀近く会社を率いてきた龍原氏ですが、後継者不在の課題に直面していました。そのため、2017年頃から情報収集を開始し、7年間にわたって相談と面談を重ねた結果、物流大手のセンコーグループとの出会いがありました。
編集部の感想
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事業承継の課題を抱えた中小企業にとって、大手企業とのM&Aは有効な選択肢だと思います。
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人材不足という共通課題を抱える両社が協業することで、相乗効果が期待できそうですね。
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警備業で売上100億円を目指すという目標に、大いに期待が持てます。
編集部のまとめ
M&Aキャピタルパートナーズ:渋谷の警備会社の東宝総合警備保障と物流大手センコーグループホールディングスのM&Aを支援についてまとめました
今回のM&Aでは、渋谷の老舗警備会社である東宝総合警備保障が、後継者不在の課題を抱えていた中、物流大手のセンコーグループホールディングスに事業を承継されたことが大きな特徴です。
東宝総合警備保障の創業者である龍原氏は、約半世紀にわたり会社を率いてきましたが、年齢を重ねるにつれて後継者不在の問題に直面していました。そこで同社のアドバイザーである竹内氏からの助言を受け、センコーグループとのM&Aについて検討を重ねた結果、事業継承の道を見出すことができました。
両社にとっての共通課題である人材不足への対策として、異業種交流を通じた新たな挑戦が始まったといえます。今後、警備業で売上100億円の達成を目指すという目標に向けて、東宝総合警備保障がセンコーグループの一員としてさらなる飛躍を遂げることが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000413.000051639.html