ニュースの要約
- スターシーズ株式会社が、中国の蓄電池メーカーとの提携で、高圧系統用のオールインワン型蓄電池システムを開発
- 野村屋HDからの受注を獲得し、兵庫県に1.998MW/8.358MWhの蓄電池システムを設置
- 今後3年で75億円の売上を見込む
概要
スターシーズ株式会社は、中国・上海に本社を置く世界的蓄電池メーカーShanghai Robestec Energy Co., Ltd.との業務提携に基づき、液冷式リン酸鉄蓄電池・トランスレス方式高効率PCS・受変電設備を一体化した独自の高圧系統用オールインワン型蓄電池システムを構築しました。
この製品は、株式会社野村屋ホールディングスから受注を獲得し、兵庫県西脇市に1.998MW/8.358MWhの容量で2026年5月より運転を開始する予定です。
この取り組みは、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う電力需給バランスの課題を解決するため、系統用蓄電池の需要が高まる中で実施されたものです。
スターシーズ株式会社は、今後3年間で75億円の売上を見込んでおり、次世代型電力取引市場への対応やバーチャルパワープラント(VPP)構想との連携も視野に入れ、電力業界のデジタル化・分散化の流れに合わせた事業展開を進めていく方針です。
編集部の感想
編集部のまとめ
スターシーズ蓄電池システム:スターシーズ株式会社、独自の高圧系統用オールインワン型蓄電池システムの構築及び受注についてまとめました
スターシーズ株式会社は、中国の蓄電池メーカーとの提携により、独自の高圧系統用オールインワン型蓄電池システムを開発しました。この製品は、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う電力需給バランスの課題解決に貢献できる製品です。同社は、この製品の受注を獲得し、兵庫県に1.998MW/8.358MWhの大規模な蓄電池システムを設置する予定です。
今後3年で75億円の売上を見込む同社は、次世代型電力取引市場への対応やVPP構想との連携など、電力業界の変化に合わせた事業展開を進めていく方針です。同社の技術力と提案力の高さが評価されているものと思われ、再エネ導入を推進する上でも重要な役割を果たすことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000088876.html