日比谷総合設備株式会社の第59期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日本の建設・設備工事会社「日比谷総合設備株式会社」の最新の決算報告をお届けします。業績は健闘しており、変化の厳しい環境の中でも堅実な成長を続けている様子がうかがえます。今回は、同社の業績や財務状況、そして今後の展望についてご紹介いたします。

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企業情報

企業名: 日比谷総合設備株式会社
証券コード: 19820
決算期: 2023年3月31日

日比谷総合設備株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日比谷総合設備株式会社の決算期は3月31日です。今回は2023年3月31日を第59期第3四半期の決算として報告されています。

主な事業

日比谷総合設備株式会社は、建設・設備工事を中心に事業を展開しています。具体的には、空調・給排水・電気設備などの設計・施工・保守サービスを提供しているほか、設備機器の製造・販売も手がけています。大手オフィスビルや工場、商業施設など、幅広い分野で活躍しています。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は540億95百万円と前年同期比で5.5%増加しました。利益面では、営業利益19億80百万円経常利益26億43百万円親会社株主に帰属する四半期純利益18億74百万円となっています。売上高に対する営業利益率は3.7%、経常利益率は4.9%と、健全な水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の売上高は年々増加傾向にあります。過去3年の売上高は、2022年3月期が839億78百万円、2023年3月期が現時点の540億95百万円と、堅調に推移しています。一方で、利益面では2023年3月期第3四半期の親会社株主に帰属する四半期純利益が18億74百万円と、前年同期比で21.9%減少しています。これは建設資材価格の上昇等による影響と見られます。

四半期連結貸借対照表について

日比谷総合設備株式会社の総資産は870億37百万円となっています。そのうち、現金及び預金が220億79百万円と、手元流動性が厚めに確保されています。一方、負債合計は210億17百万円と、自己資本比率は74.3%と高い水準を維持しています。健全な財務体質を示しています。

資産の部

資産の主な内訳としては、受取手形・完成工事未収入金等が289億28百万円投資有価証券が187億96百万円などとなっています。手元流動性と投資有価証券を合わせた現金・有価証券合計は300億79百万円と、財務の健全性が高いことがわかります。

負債の部

負債の主な内訳としては、支払手形・工事未払金等が112億71百万円などがあげられます。総負債の水準は低く抑えられており、健全な財務体質が維持されています。

純資産の部

純資産は658億19百万円となっています。そのうち、利益剰余金が486億39百万円と、内部留保も充実しています。自己資本比率は74.3%と、高い水準を維持しています。

ROAとROE

日比谷総合設備株式会社のROA(総資産利益率)は3.0%ROE(自己資本利益率)は4.0%となっています。これらの指標は前年同期と比べ低下傾向にありますが、一定の収益性を維持しているといえます。これは建設資材価格の上昇などの外部要因による影響と考えられます。今後の経営改善に期待がかかります。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは78億27百万円の収入となっています。一方で、投資活動により29億60百万円の支出がありました。財務活動では19億41百万円の支出となり、全体としては29億50百万円の現金及び現金同等物の増加となりました。手元流動性が高く、健全なキャッシュ・ポジションを維持しています。

配当の支払額

日比谷総合設備株式会社は、株主の皆様への還元として1株当たり43円の中間配当を実施しています。前年同期からの増配となっており、着実な利益還元を行っています。

今後の展望

日比谷総合設備株式会社は、中期経営計画に基づき、地域密着型営業の推進やデータセンター案件の強化、大規模再開発プロジェクトへの取り組みなどに注力しています。また、建設コストの上昇や労働者不足などの課題にも適切に対応し、収益力の向上を目指しています。今後も安定した業績を維持し、株主還元の拡大にも期待がかかります。

編集部のまとめ

日比谷総合設備株式会社は、建設・設備工事を中心とした事業で着実な成長を続けています。今期の業績は堅調で、財務体質も健全に維持されています。また、株主還元の強化にも取り組んでおり、今後の一層の飛躍が期待されます。同社の更なる発展と株主価値の向上に期待したいと思います。

日比谷総合設備株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日比谷総合設備株式会社の決算期は3月31日で、今回は2023年3月期第3四半期の決算報告でした。同社は1株当たり43円の中間配当を実施しており、株主還元の拡大に努めています。今後も同社の安定した成長と魅力的な投資機会に注目していきたいと思います。

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