ペットゴー株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高7,572,448千円、経常利益216,837千円と堅調な成績を収めています。ペットフードやペット用品を販売するペットゴーは、新型コロナの影響も受けづらく、犬猫の平均寿命の伸長によってペット市場が着実に成長していることを背景に好業績を残しています。
企業情報
企業名: ペットゴー株式会社
証券コード: E37589
決算期: 3月期
ペットゴー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ペットゴー株式会社の決算は3月期で、第3四半期決算は12月期の業績です。四半期報告書の提出は2024年2月8日となっています。
主な事業
ペットゴー株式会社はペットフードやペット用品の販売を主な事業としています。ドッグフードやキャットフード、犬猫用の生活用品などの販売を行っています。主力の販路は自社オンラインサイトと楽天やAmazonなどの大手ECモールです。コロナ禍でのEC化の進展によって、オンラインを通じたペット関連商品の販売が好調に推移しています。
今期の業績と利益率は?
ペットゴー株式会社の2023年12月期第3四半期の業績は、売上高7,572,448千円、経常利益216,837千円と、前年同期比でわずかに減収ながらも、経常利益は24.2%減少しました。利益率は前年同期比で低下しているものの、依然として高水準の収益性を維持しています。
売上・利益の推移
ペットゴー株式会社の売上高は、前連結会計年度の10,025,636千円から当第3四半期連結累計期間では7,572,448千円と減少しました。一方で、経常利益は前連結会計年度の194,819千円から当第3四半期連結累計期間で216,837千円と増加しています。ペット市場の成長を背景に、自社オンラインサイトの営業施策が奏功し、利益率の改善が進んでいます。
四半期連結貸借対照表について
ペットゴー株式会社の2023年12月期第3四半期連結貸借対照表では、総資産3,349,645千円、純資産1,100,839千円となっています。前期末比では、総資産が273,911千円増加、純資産が165,445千円増加しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が1,096,500千円と前期末より252,438千円増加しています。一方で、無形固定資産が大幅に減少しています。
負債の部
負債の部では、買掛金が801,500千円と前期末より197,856千円増加しています。一方で、未払法人税等が62,630千円と減少しています。
純資産の部
純資産の部では、資本金451,357千円、利益剰余金241,218千円となっています。前期末から資本金が7,919千円、利益剰余金が149,607千円増加しています。
ROAとROE
ペットゴー株式会社のROA(総資産利益率)は6.4%、ROE(自己資本利益率)は14.8%となっています。前期と比較すると、ROAは低下したものの、ROEは上昇しています。これは、自己資本の効率的な運用によって利益率が改善されているためと考えられます。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが305,225千円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが△5,678千円の支出となり、財務活動によるキャッシュ・フローが△47,008千円の支出となっています。全体としては、252,438千円のキャッシュが増加しています。
配当の支払額
ペットゴー株式会社は、過去から配当を実施しておらず、当第3四半期連結累計期間においても配当の支払いはありません。今後の配当方針については、現時点では未定となっています。
今後の展望
ペットゴー株式会社は、自社のオンラインサイト強化や新規顧客の獲得、既存顧客の囲い込みなどを通じて、さらなる売上と利益の向上を目指しています。また、M&Aなどによる事業拡大の可能性も検討しており、ペット関連市場の成長と共に、企業価値の向上が期待されます。
編集部のまとめ
ペットゴー株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高は前年同期比で微減ながら、利益率の改善により経常利益は増加しています。オンラインサイトの強化や新規顧客獲得などの施策が奏効し、業績は堅調に推移しています。今後も、ペット関連市場の成長と共に、企業価値の向上が期待できる企業といえるでしょう。
ペットゴー株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ペットゴー株式会社の決算期は3月期で、第3四半期は2023年12月期の業績となっています。配当については、過去から実施しておらず、当四半期も無配となっています。今後の配当方針については未定となっています。