ニュースの要約
- グラフェン量子ドットとアクリレート繊維を組み合わせた新世代中綿を開発
- 抗菌・防ダニ・消臭・蓄熱保温・吸放湿・高反発など多機能を実現
- 洗濯後も効果が持続する長寿命設計で、環境に配慮した製品
概要
株式会社ジェネレーションパスは、連結子会社の青島新嘉程家紡有限公司が新たに「グラフェン量子ドット×アクリレートの複合繊維粒綿」に関する特許を取得したことを発表しました。
本特許では、グラフェン量子ドット(GQD)を用いた植物由来の抗菌技術と高保湿アクリレート繊維を組み合わせ、薬剤を一切使用せずに従来のポリエステル粒綿を凌駕する性能を実現しています。具体的には、「抗菌・防ダニ・消臭・蓄熱保温・吸放湿・高反発」といった多機能を備えています。また、洗濯10回後も効果が持続する長寿命設計により、廃棄物の削減やCO2排出の削減など、環境負荷の低減に寄与する製品となっています。
既に国内の寝具ブランドとの共同開発を完了しており、製品の販売も開始されています。今後は、OEM供給やブランド連携、特許ライセンスによる外部展開を強化していく方針です。
編集部の感想
編集部のまとめ
新世代中綿(グラフェン量子ドット×アクリレート複合繊維粒綿):【株式会社ジェネレーションパス】 薬剤フリーで多機能を実現する新特許取得のお知らせについてまとめました
今回の発表は、高機能繊維とサステナブルな素材の融合という、株式会社ジェネレーションパスの戦略の第2弾として位置づけられるものです。グラフェン量子ドットの特許技術を活かし、抗菌・防ダニ・消臭・蓄熱保温・吸放湿・高反発といった多機能を実現しつつ、薬剤を一切使用せず環境への配慮も行われている点が特徴的です。また、洗濯耐久性にも優れ、製品の長寿命化によりライフサイクル全体での環境負荷低減にも寄与する製品となっています。
今後は、OEMやブランド連携、特許ライセンスなどを通じて事業展開を加速していく方針で、寝具、アパレル、アウトドア用品などさまざまな分野での活用が期待されます。高機能と環境配慮が両立された新素材の登場は注目に値するでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000138784.html