株式会社鳥羽洋行の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社鳥羽洋行の2024年3月期第3四半期決算が発表されました。同社は機械工具器具の販売を手掛ける専門商社で、国内外の生産設備に関わる商材の販売を通してものづくりに貢献しています。この四半期も堅調な業績を残すことができた同社の動向に注目が集まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社鳥羽洋行
証券コード: 74720
決算期: 2024年3月期

株式会社鳥羽洋行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社鳥羽洋行の決算は3月31日が期末です。第3四半期の決算は2023年12月31日となっています。

主な事業

株式会社鳥羽洋行は1906年の創業以来、機械工具の専門商社として生産設備に関わる商材の販売を行っています。「信用第一主義」の企業理念のもと、長年にわたり幅広い業界、業種との信頼関係を築いてきました。近年では、自動化設備ソリューションの展開や新商材の開発など、事業の拡大を推し進めています。

今期の業績と利益率は?

この四半期の業績は、売上高が213億55百万円営業利益が11億73百万円経常利益が12億49百万円親会社株主に帰属する四半期純利益が8億55百万円となりました。売上高は前年同期比で1.0%減少しましたが、利益面では一定の水準を維持することができました。

売上・利益の推移

同社の過去3年間の業績を見ると、売上高は294億82百万円、213億55百万円、213億55百万円と推移し、堅調に推移してきました。一方で、営業利益は18億円台、12億円台と推移しており、一定の収益性を確保できているものの、足元では若干の減少傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は305億56百万円、負債は103億87百万円、純資産は201億68百万円となっています。前期末と比べて、資産は4.9%増加、負債は11.4%増加、純資産は1.9%増加しました。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が119億74百万円と前期末から9億62百万円増加しています。また、商品も4億71百万円と前期末から1億8百万円増加しています。固定資産も3億20百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、電子記録債務が62億65百万円と前期末から14億54百万円増加しています。一方で、支払手形及び買掛金は1億90百万円減少しました。また、未払法人税等は2億31百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金11億48百万円資本剰余金10億99百万円利益剰余金179億55百万円自己株式15億95百万円となっています。また、その他有価証券評価差額金が11億53百万円と前期末から2億17百万円増加しています。

ROAとROE

同社のROAは前期3.0%、当期2.8%と推移しており、収益性は高い水準にあると言えます。また、ROEは前期4.4%、当期4.3%と、一定の株主資本利益率を維持しています。これは、同社が安定した収益基盤を持ち、資本効率の高い経営を行っていることを示しています。

キャッシュフロー

キャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは15億33百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは1億20百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは5億56百万円のマイナスとなっています。全体としては、9億62百万円の増加となり、健全な資金繰りを維持できています。

配当の支払額

株式会社鳥羽洋行は、年間120円の配当を行っています。第3四半期には1株当たり120円の配当を実施しました。株主還元に積極的な姿勢を示しています。

今後の展望

同社は、半導体や自動車関連の設備投資の活発化や協働ロボットなどFA機器の需要増加など、中長期的に好調な事業環境を見込んでいます。また、最近では株式会社和泉テックおよび株式会社和泉テクニカル・ラボの株式取得により事業基盤の拡大を図っています。今後も新たな分野への進出などにより、持続的な成長と収益力の向上を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社鳥羽洋行は、機械工具の専門商社として長年にわたり培ってきた販売ネットワークと信頼関係を活かし、半導体や自動車関連など成長分野での需要を取り込んで堅調な業績を維持しています。投資活動や新規事業への取り組みにも注目が集まっており、今後の成長が期待されます。

株式会社鳥羽洋行の決算日や配当についてまとめました。

株式会社鳥羽洋行の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日に発表されました。同社は年間120円の配当を行っており、株主還元にも力を入れています。今後の事業展開にも注目が集まっています。

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