株式会社ニーズウェルの第38期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ニーズウェルの2023年10月から12月までの第1四半期決算報告をお届けします。株式市場の注目を集める同社は、発表した四半期決算で大きな増収増益を達成しました。顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要の高まりを背景に、同社の主力サービスである「業務系システム開発」や「ITインフラ」、「ソリューション」が好調に推移しているようです。

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企業情報

企業名: 株式会社ニーズウェル
証券コード: 39920
決算期: 2023年9月30日

株式会社ニーズウェルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ニーズウェルの決算日は9月30日です。第1四半期(10月~12月)、第2四半期(1月~3月)、第3四半期(4月~6月)、本決算(7月~9月)の年4回の決算発表を行っています。

主な事業

株式会社ニーズウェルは、企業のシステム開発やIT基盤構築、先進的なソリューションの提供を主な事業としています。具体的には、業務系システムの開発、ITインフラの構築運用、企業の経費精算や請求書管理などのソリューション提供などが主な収益源となっています。主要顧客は官公庁や大手生損保など、システム投資需要の高い業界を中心としています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期では、売上高が前年同期比18.5%増の2,392,995千円営業利益が前年同期比45.7%増の348,513千円と大幅な増収増益を達成しました。さらに、営業利益率は14.6%と高水準を維持しています。業界トップクラスの高い収益性を示しています。

売上・利益の推移

過去1年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は前年度比8.7%増加の8,761,590千円、経常利益は同44.1%増加の1,135,176千円と堅調に推移してきました。この背景には、官公庁や大手生損保などの有力顧客への受注が拡大していることがあります。特に、最近力を入れているソリューション事業が大きく伸びたことが業績向上につながっています。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の総資産は5,425,313千円となり、前期末比522,669千円減少しました。この主な要因は、現金及び預金が752,372千円減少したことなどによるものです。一方、負債は1,702,396千円と前期末比531,658千円減少しています。これらの結果、自己資本比率は68.5%と高水準を維持しています。

資産の部

流動資産は3,820,512千円となり、前期末比558,696千円減少しました。これは現金及び預金の減少が主な要因です。一方、固定資産は1,604,800千円と前期末比35,926千円増加しています。

負債の部

流動負債は1,520,374千円と前期末比526,353千円減少しました。これは主に未払金や未払法人税等の減少によるものです。固定負債は182,022千円と前期末比5,305千円減少しています。

純資産の部

純資産合計は3,722,916千円と前期末比8,988千円増加しました。利益剰余金が6,703千円減少したものの、その他有価証券評価差額金が15,613千円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は6.4%ROE(自己資本当期純利益率)は7.2%となっています。前年同期と比較して大幅に改善しており、高い収益性が確認できます。これは主力サービスの好調な受注に加え、生産性向上などのコストコントロールが奏功した結果と言えるでしょう。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは267,231千円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは42,950千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは976,653千円の支出となっています。全体としては現金及び現金同等物が752,372千円減少した結果、当第1四半期末の現金及び現金同等物の残高は1,767,527千円となっています。

配当の支払額

当第1四半期では、前期末の配当金として1株当たり13.5円の配当を実施しました。これは、前年同期の1株当たり20.0円から減少しているものの、依然として高い水準の配当を維持しています。株主還元に対する同社の姿勢は堅調と言えるでしょう。

今後の展望

DXを中心とした企業のIT投資需要が引き続き高い水準で推移すると見込まれることから、同社の主力事業である「業務系システム開発」「ITインフラ」「ソリューション」事業の受注は好調に推移すると期待されます。また、新たな事業展開としてAIソリューションやスマートフォンレンタルサービスなども開始しており、さらなる成長が期待できそうです。

編集部のまとめ

今回の決算では、売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅な増加を果たしました。DXニーズの高まりを背景に、同社の主力サービスが好調に推移しているようです。特に、高収益のソリューション事業が大きく伸びたことが業績向上の要因と見られます。今後もデジタル化の潮流を捉え、新サービスの開発にも注力していくことで、さらなる成長が期待できるかもしれません。

株式会社ニーズウェルの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ニーズウェルは9月30日を決算日とし、年4回の決算発表を行っています。当第1四半期では1株当たり13.5円の配当を実施しました。前年同期の20円から減少していますが、依然として高水準の配当を維持しています。株主還元に対する同社の姿勢は堅調と言えるでしょう。

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