株式会社ランシステムの第36期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは!今回は、株式会社ランシステムの最新の決算報告書を分析してお届けします。株式会社ランシステムは、福祉事業やエンターテインメント事業システム事業などを手掛ける、注目の企業です。今期の決算では、売上高が5,858百万円と大幅に増加し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益も黒字化するなど、良好な業績を示しています。今後の展望も明るく、更なる成長が期待されますね。

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企業情報

企業名: 株式会社ランシステム
証券コード: 33260
決算期: 2024年3月31日

株式会社ランシステムの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ランシステムの決算日は3月31日です。決算報告は、四半期ごとに行われ、第3四半期の決算報告が今回のものとなります。次の決算報告は、2024年5月頃に公表される第4四半期(通期)決算となります。

主な事業

株式会社ランシステムは、複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」の運営を主力事業とするエンターテインメント事業、セルフ化システムやテレワーク環境の提供などを手がけるシステム事業、不動産賃貸事業、そして子会社で運営する児童発達支援事業の4つの事業セグメントを有しています。多角的な事業展開により、安定した収益基盤を築いています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高5,858百万円、営業利益84百万円、経常利益59百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益8百万円と、前期からの大幅な改善が見られます。特に、営業利益率は1.4%と前期の赤字から黒字化を果たしています。今期は収益性の向上が期待できる良好な決算となりました。

売上・利益の推移

株式会社ランシステムは、コロナ禍の影響により過去4期連続で営業損失、当期純損失を計上していましたが、今期第3四半期は黒字転換を果たしています。売上高は前期比58.3%の増加、営業利益も前期の赤字から84百万円の黒字化を実現しており、同社の業績回復が鮮明になってきています。今後も収益力の向上が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社ランシステムの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産3,792百万円となっています。前期末比で372百万円の増加となっています。これは主に、現金及び預金の増加や固定資産の増加によるものです。一方、負債合計3,706百万円と資産に比べ高水準となっていますが、引き続き財務体質の強化に取り組んでいく必要がありそうです。

資産の部

資産の部では、流動資産1,548百万円、固定資産2,243百万円と、全体として前期末から増加しています。現金及び預金の増加や、リース資産の増加などが主な要因となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債1,559百万円、固定負債2,147百万円と、前期末から363百万円増加しています。短期借入金の増加やリース債務の増加などが主な要因となっています。

純資産の部

純資産の部は、85百万円となっています。前期末から8百万円の増加となっています。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。

ROAとROE

株式会社ランシステムのROA(総資産利益率)は、前期の-5.1%から当第3四半期では2.2%と大幅に改善しています。ROE(自己資本利益率)も、前期の-41.5%から当第3四半期では9.4%と大幅な上昇となっています。これは、収益性の向上や、財務体質の改善によるものと考えられます。今後もこの好調な業績を維持できれば、さらなる収益力の向上が期待できそうです。

キャッシュフロー

キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは前期から大幅に改善しています。投資活動によるキャッシュ・フローでは、有形固定資産の取得などにより支出が増えていますが、財務活動によるキャッシュ・フローでは、金融機関からの資金調達が進んでいることから、全体としては手元資金は増加傾向にあります。今後も、このようなキャッシュ・フローの改善が続くことが期待されます。

配当の支払額

株式会社ランシステムでは、当第3四半期連結累計期間において配当の支払いはありません。過去の実績を見ても、配当は行われておりません。現在は、財務体質の強化と事業の成長に重点を置いているため、配当は見送られているようです。今後の業績推移や経営方針によって、配当の検討も行われる可能性があります。

今後の展望

株式会社ランシステムは、同感染症の影響から回復しつつあり、主力のエンターテインメント事業やシステム事業、福祉事業などで確実に収益を上げてきています。今後は、既存店舗の改装や新規出店システム事業の拡大、バーチャル事業の立ち上げなどに取り組み、さらなる成長を目指すことが期待されます。財務体質の改善にも注力し、長期的な企業価値向上を目指していくことが重要でしょう。

編集部のまとめ

株式会社ランシステムの今回の決算では、業績の大幅な改善が確認できました。コロナ禍の影響から回復しつつあり、収益性の向上財務体質の改善など、今後の伸びが期待できる企業だと言えるでしょう。既存事業の強化に加え、新たな成長分野にも挑戦しており、株主価値の向上にも取り組んでいます。今後の業績推移にも注目していきたいと思います。

株式会社ランシステムの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ランシステムの決算日は3月31日、四半期ごとの決算報告を行っています。また、当期は配当は行われていませんが、今後の業績次第では配当も検討される可能性があります。同社は、収益性向上と財務体質強化に取り組み、中長期的な企業価値向上を目指しています。今後の動向に期待が高まりますね。

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