ニュースの要約
- 株式会社ヤマタネが、株式会社T.M.Lの株式の一部を取得することを決議
- T.M.Lが開発した「ソフトスチーマー」技術を活用し、持続可能な農業の実現に取り組む
- ヤマタネグループが、T.M.Lの技術を活用してフードロス削減やバリューチェーンの拡大を目指す
概要
株式会社ヤマタネは、2025年9月26日に開催された経営会議において、株式会社T.M.Lの株式の一部を取得することを決議し、同日付けで株式譲渡契約書を締結しました。
T.M.Lは、湿度100％の飽和水蒸気と熱を用いて食材を加熱処理する「ソフトスチーマー」という最先端下ごしらえ調理器の開発及び販売を行っています。この技術を活用することで、規格外・余剰生産などの従来廃棄されていた作物を加熱処理後に冷凍し保存性を高め、フードロスや廃棄コストの低減などの産地の課題解決に取り組むことができると判断し、株式を一部取得することといたしました。
ヤマタネはT.M.Lの技術を活用して持続可能な農業の実現及び産地の活性化に貢献するほか、自社グループの流通・加工・販売過程においても、この技術を用いた新商品の開発と販売に取り組む予定です。また、ヤマタネグループが持つネットワークを活かし、「ソフトスチーマー」および加工された商品の販売を推進し、バリューチェーンの拡大にも取り組んでいきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
株式会社T.M.L：株式会社ヤマタネが一部株式取得に関するお知らせについてまとめました
今回の発表は、SDGsの実現に向けた取り組みとして注目されます。ヤマタネが、T.M.Lの独自技術である「ソフトスチーマー」を活用することで、フードロス削減や持続可能な農業の実現といった社会的課題の解決に寄与することが期待されます。
特に、従来廃棄されていた作物を加熱処理することで保存性を高め、有効活用するという取り組みは、食品ロスの問題に対する新しいアプローチとして評価できるでしょう。また、ヤマタネグループの強固なネットワークと、T.M.Lの技術力が融合することで、新たな価値創造につながることが期待されます。
今後、両社の連携がさらに深化し、地域の産地支援や新商品開発など、様々な可能性が広がっていくことが楽しみです。この取り組みが、持続可能な社会の実現に大きく貢献することを期待しています。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000127741.html
