ニュースの要約
- メルカリが世界共通アプリ「メルカリ グローバルアプリ」を提供開始
- 国内事業者向け越境EC基盤を強化し、グローバル展開を加速
- 3年以内に50以上の国や地域への展開を目指す
概要
株式会社メルカリは、2025年9月30日に越境取引事業の新戦略を発表しました。
本戦略では、メルカリ初の世界共通アプリ「メルカリ グローバルアプリ」の提供を開始するとともに、国内事業者向け越境EC基盤を強化します。これにより、越境取引における購入者・事業者双方の課題を解決し、グローバルでの事業拡大を目指します。
「グローバルアプリ」は、本日より台湾・香港での提供を開始し、今後、展開する国や地域を順次拡大していく予定です。アプリでは、言語や通貨の壁のないシームレスな購入体験、商品の品質保証、配送サポートなど、越境取引の課題を解消する機能が搭載されています。
また、国内事業者向けの「グローバルEC基盤」では、既存の「メルカリShops」で簡単に越境販売が可能になるほか、決済や配送、顧客対応など煩雑な業務をメルカリがサポートします。さらに、公式バッジの付与など、事業の継続的な成長をサポートする機能も提供する予定です。
メルカリは、この新戦略により、「越境するならメルカリ」の体験を深化させ、今後も日本発No.1の越境マーケットプレイスを目指していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
メルカリ グローバルアプリ:株式会社メルカリが越境取引事業の新戦略を発表、世界共通アプリの提供と事業者向け越境EC基盤の強化でグローバル展開を加速についてまとめました
今回のメルカリの発表は、同社がグローバル展開を本格化させる重要な一歩だと感じます。世界共通のアプリを提供し、言語や決済、配送などの課題を解消することで、海外の購入者にとってより利便性の高い体験を提供できるようになります。
同時に国内事業者向けの越境EC基盤の強化も注目ポイントです。これまで越境ECに取り組めなかった中小企業などにも門戸を開くことで、日本の魅力的な商品やコンテンツを世界に発信できるようになるでしょう。
メルカリは3年以内に50カ国以上への展開を目指しており、今後の急速な海外展開にも期待が高まります。「越境するならメルカリ」のプラットフォームとしての地位をさらに強固なものにしていくことでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000026386.html