株式会社バナーズの第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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株式会社バナーズの2023年度第3四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比107.5%の3,340百万円と、好調な業績を維持しています。利益面でも経常利益は148百万円と、前年同期比で31.5%増加しており、企業の成長が継続していることが確認できます。

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企業情報

企業名: 株式会社バナーズ
証券コード: E00585
決算期: 2023年3月期

株式会社バナーズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社バナーズの決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日となっています。

主な事業

株式会社バナーズは不動産利用事業、自動車販売事業、楽器販売事業の3つの事業を展開しています。不動産利用事業では、土地や建物の賃貸を行っており、自動車販売事業では新車・中古車の販売やアフターサービスを提供しています。楽器販売事業では、音楽関連の楽器や機材の販売を行っています。これらの事業を通じて、地域に密着した事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

株式会社バナーズの2023年度第3四半期の業績は売上高3,340百万円経常利益148百万円と、前年同期比で増収増益となりました。営業利益率は5.0%と、前年同期比で1.3ポイント上昇しています。不動産利用事業と自動車販売事業が好調に推移したことが、業績の改善につながっています。

売上・利益の推移

株式会社バナーズの売上高は、2022年度第3四半期の3,107百万円から、2023年度第3四半期では3,340百万円に増加しています。利益面でも、2022年度第3四半期の経常利益113百万円から、2023年度第3四半期は148百万円と大幅に増加しています。主力事業である不動産利用事業と自動車販売事業が好調に推移したことで、売上高と利益の両面でプラスの成長を確認できます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社バナーズの2023年12月末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は8,656百万円となっており、前期末比387百万円の減少となっています。一方、純資産は2,416百万円と、前期末比31百万円の減少に留まっています。自己資本比率は27.70%となっており、財務基盤は安定的に推移しているといえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が628百万円と前期末比795百万円減少しています。一方、商品及び製品が946百万円と前期末比326百万円増加しています。また、有形固定資産の土地が4,255百万円と前期末比228百万円増加しています。事業展開に伴う設備投資が行われているといえます。

負債の部

負債の部では、短期借入金が300百万円と前期末比300百万円減少しています。一方、長期借入金が3,026百万円と前期末比209百万円増加しています。借入金の返済と新規投資資金の調達が行われていることがわかります。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が704百万円と前期末比48百万円増加しています。自己株式が829百万円と前期末比81百万円増加しており、自己株式の取得が行われていることがわかります。

ROAとROE

株式会社バナーズのROA(総資産利益率)は1.7%ROE(自己資本利益率)は4.7%となっています。前年同期と比較するとROAは0.2ポイント上昇、ROEは0.5ポイント上昇しており、収益性が改善傾向にあります。この背景には、各事業における収益力の向上と、財務基盤の強化が寄与していると考えられます。

キャッシュフロー

株式会社バナーズの2023年度第3四半期のキャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは245百万円の収入となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは185百万円の支出となっており、有形固定資産の取得などの投資が行われています。財務活動によるキャッシュ・フローは370百万円の支出となっており、借入金の返済や自己株式の取得などが行われています。全体としては、財務基盤の強化に取り組んでいることがうかがえます。

配当の支払額

株式会社バナーズは、2023年6月30日を基準日として、1株当たり4円の期末配当を実施しました。この配当は前期実績と同水準となっています。株主還元にも積極的に取り組んでいることがわかります。

今後の展望

株式会社バナーズは、今後も不動産利用事業、自動車販売事業、楽器販売事業の3事業を中心に、地域に密着した事業展開を続けていく方針です。特に不動産利用事業では、高崎市での新規物件取得など、利益性の高い物件の確保に努めています。自動車販売事業では、新型車種の投入による販売増加、楽器販売事業では独自イベントの開催による集客力向上に注力しており、各事業の成長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社バナーズの2023年度第3四半期の決算では、売上高、利益ともに前年同期を上回る好調な業績となりました。不動産利用事業と自動車販売事業が牽引役となっており、各事業の収益力向上が確認できます。今後は、新規物件取得や新型車の投入、イベント開催などによる事業拡大に期待がかかっています。財務面でも借入金の返済や自己株式の取得など、着実な財務基盤の強化が行われています。株主還元面でも、前期並みの配当を実施しており、株主の皆様に応える企業運営が行われています。今後の更なる成長が期待される企業といえるでしょう。

株式会社バナーズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社バナーズの決算日は3月31日、2023年度第3四半期の決算は2023年12月31日に行われました。配当については、2023年6月30日を基準日として1株当たり4円の期末配当を実施しています。今後も安定的な配当政策を維持していくことが期待されます。

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