株式会社MARUWAの第51期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社MARUWAの第3四半期決算が発表されました。セラミック部品事業が堅調に推移し、営業利益も14,393百万円と前年同期から減少したものの、しっかりとした業績を残していることが分かります。今後の企業の更なる成長に期待が高まりますね。

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企業情報

企業名: 株式会社MARUWA
証券コード: 53440
決算期: 3月

株式会社MARUWAの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社MARUWAの決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日が対象期間となっています。定時株主総会は6月に開催され、配当は12月と6月に支払われます。

主な事業

株式会社MARUWAは、セラミック部品照明機器の2つの事業を展開しています。セラミック部品事業では、半導体製造装置や車載向けなどに使用される高機能なセラミック部品を製造しています。また、照明機器事業では、オフィスやショップ向けの照明製品を手掛けています。これらの製品は、国内外の様々な業界で活用されています。

今期の業績と利益率は?

今期の第3四半期連結累計期間の売上高は45,026百万円と前年同期比1.0%増加しました。一方で、営業利益は14,393百万円と前年同期比10.3%減少しました。利益率は31.9%となっています。セラミック部品事業が堅調に推移したことが売上高増加の要因です。利益減少は一部高付加価値製品の回復遅れによるものですが、全体としてはしっかりとした業績を残せています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は58,804百万円から45,026百万円と減少していますが、経常利益は21,187百万円から14,967百万円と高水準を維持しています。売上高は中国経済の回復遅れの影響を受けたものの、利益率の高い製品の販売に注力した結果、依然として高い収益性を示しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は115,832百万円となっています。前期末比7,800百万円の増加です。これは主に、売上の回復に伴い売掛金が増加したことや、設備投資により有形固定資産が増加したことが要因です。一方、負債は11,700百万円と前期末比2,116百万円減少しています。法人税の支払いにより未払法人税等が減少したことが主な理由です。

資産の部

資産の部では、流動資産が77,913百万円固定資産が37,918百万円となっています。流動資産の増加は売上回復による売掛金の増加が主因で、固定資産の増加は設備投資によるものです。全体としては、着実に資産が積み上がっていることが分かります。

負債の部

負債の部では、流動負債が10,807百万円固定負債が892百万円となっています。流動負債の減少は法人税の支払いによる未払法人税等の減少が主な要因です。全体としては、負債が適切に管理されていることが分かります。

純資産の部

純資産の部では、純資産合計が104,131百万円となっています。前期末比9,916百万円の増加で、自己資本比率は89.9%と非常に高い水準を維持しています。この高い自己資本比率は、企業の財務体質の健全性を示しています。

ROAとROE

株式会社MARUWAのROA(総資産経常利益率)は13.1%ROE(自己資本利益率)は10.3%となっています。前年同期と比べやや低下しているものの、引き続き高水準を維持しています。これは、高い収益性と財務健全性を両立できていることを示しています。今後も事業の成長と収益力の向上が期待できそうです。

キャッシュフロー

当期のキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは12,746百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは5,270百万円の支出となっています。これは主に設備投資に充てられたものです。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払いにより1,024百万円の支出となっています。全体としては、堅調な事業活動により、手元流動性が厚い状態が続いています。

配当の支払額

株式会社MARUWAは、年2回の配当を実施しています。第2四半期末の中間配当が1株当たり43円、期末配当が1株当たり40円となっています。通期では1株当たり83円の配当を行う予定です。この水準は、業績に応じた適切な配当水準と言えるでしょう。

今後の展望

株式会社MARUWAは、セラミック部品事業や照明機器事業を中心に事業展開を続けています。今後も、半導体やEV関連等の成長市場に注力し、収益力の向上を図っていく方針です。また、新規市場開拓にも積極的に取り組み、持続的な成長を目指します。さらに、設備投資を通じた生産性向上や技術開発にも力を入れており、中長期的な企業価値の向上に期待できそうです。

編集部のまとめ

株式会社MARUWAは、セラミック部品とLED照明の2つの事業を展開する企業です。第3四半期の業績は、セラミック部品事業の好調さもあり、全体としても前年同期比で増収を達成しました。また、高い収益性を示す一方、自己資本比率も89.9%と財務体質も健全です。今後の成長に期待が高まりますね。

株式会社MARUWAの決算日や配当についてまとめました。

株式会社MARUWAの決算日は3月31日で、定時株主総会は6月に開催されます。配当は中間配当(12月)と期末配当(6月)の年2回行われ、今期の1株当たり配当金は83円を予定しています。この配当水準は業績に見合った適切な水準だと言えるでしょう。

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