ニュースの要約
- 五常・アンド・カンパニーがカンボジアのマイクロファイナンス機関Chamroeunの株式14.99%を取得
- これはカンボジアで2件目の出資で、同国における展開を拡大
- 五常はChamroeunの発展を支え、社会環境パフォーマンス管理を徹底することで、顧客の利益と生活の安定を守ることを目指す
概要
五常・アンド・カンパニー株式会社は、2025年9月にカンボジアのマイクロファイナンス機関であるChamroeun Microfinance PLC.の株式14.99%を取得しました。
これは、2015年のMAXIMA Microfinance Plc.に続く、同国で2件目の出資となります。カンボジアのマイクロファイナンス業界は、近年、過重債務や不適切な取り立てに関する報告が相次ぎ、顧客の生活への影響が懸念されています。
五常はこうした問題を真摯に受け止め、最重要課題として対応しています。その一環として、カンボジアではMaximaとChamroeunの発展を支え、社会環境パフォーマンス管理を徹底することで、顧客の利益と生活の安定を守ることを目指します。今後も五常は、顧客保護、持続可能な成長、信頼を基盤とする、責任ある金融エコシステムの構築に貢献していきます。
編集部の感想
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カンボジアでの2件目の出資は、同国の金融包摂に向けて大きな一歩だと感じます。
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過剰債務やサービスの不適切さが問題視される中、五常の「顧客保護」と「社会的責任」への取り組みに注目が集まりそうです。
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民間版の「世界銀行」を目指す野心的な目標に期待が高まります。
編集部のまとめ
五常・アンド・カンパニー:民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニー、Chamroeunの株式14.99%を取得についてまとめました
五常・アンド・カンパニーによるChamroeunへの出資は、同社の「民間版の世界銀行」を目指す取り組みの一環と言えます。カンボジアでの2件目の出資となり、同国における金融包摂への貢献が期待されます。
特に、マイクロファイナンス業界が抱える問題に対して、五常が「顧客保護」と「社会的責任」を最重要課題と位置づけ、実行に移していることが注目されます。持続可能な成長と信頼醸成に向け、同社の今後の動向が注目されるところです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000048303.html