ニュースの要約
- NANO MRNA 株式会社とSBI証券・SBI新生企業投資が事業提携を発表
- 投資と事業運営を統合したヘルスケア分野のコングロマリットを目指す
- バイオベンチャー企業への投資と育成を通じて、日本のバイオ・ヘルスケア産業の活性化を目指す
概要
NANO MRNA 株式会社は、SBI証券およびSBI新生企業投資との事業提携を発表しました。
この提携により、NANO MRNA 株式会社は投資会社「Nano Bridge Investment」を設立し、SBI証券・SBI新生企業投資とファンドの共同運営を開始します。
さらに、NANO MRNA 株式会社は2025年12月11日に臨時株主総会を開催し、ホールディングス体制(2026年4月1日以降を予定)に移行することで、金融サービス分野への本格参入を目指します。
この戦略的提携の目的は、バイオベンチャーの育成と投資の一体化により、次世代のヘルスケア・コングロマリットを構築することです。具体的には、NANO MRNA 株式会社のバイオ・ヘルスケア領域における専門性と、SBI証券・SBI新生企業投資の金融・投資ノウハウを融合させ、革新的な企業への戦略的投資を推進していきます。
このビジネスモデルの特徴は、投資と事業運営の統合プラットフォームの構築、次世代技術やパイプラインへの集中投資、グローバル展開、そしてシナジー最適化のフレームワークの4つが挙げられます。
これにより、日本のバイオベンチャー・エコシステムの活性化と、グロース市場が求める持続的成長の実現を目指します。
また、NANO MRNA 株式会社は、ファンド運営を担当するCIOに飯野智氏、バリューアップ担当のCGOに富所伸広氏を招聘するなど、経験豊富な人材を登用しています。
4年後の目標としては、運用資産300億円、ポートフォリオ企業10社程度、IPO/M&Aの創出1～2社、時価総額500-1000億円を掲げています。
編集部の感想
編集部のまとめ
NANO MRNA 株式会社 × SBI 証券・SBI 新生企業投資 : 事業提携を発表についてまとめました
NANO MRNA 株式会社とSBI証券・SBI新生企業投資の事業提携は、まさに画期的な取り組みだと思います。
日本のバイオベンチャー業界が抱える資金調達や事業化の課題に対して、この新しいビジネスモデルが解決策を示してくれることに期待が高まります。
特に、投資と事業運営の統合プラットフォームの構築や、次世代技術への集中投資、グローバル展開など、NANO MRNA 株式会社の野心的な戦略は注目に値するでしょう。
また、飯野氏や富所氏といった業界のトップランナーを迎えて、この取り組みが加速することも期待できます。
今後、日本のバイオ・ヘルスケア産業がさらに活性化されることを願っています。この事業提携の進展に注目していきたいと思います。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000170708.html
