東洋精糖株式会社の第100期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東洋精糖株式会社の第100期第3四半期連結累計期間の決算報告が発表されました。食品などの製造・販売を行う同社は、砂糖や機能性素材の販売が好調に推移し、売上高と利益が大幅に増加しています。今後も安全・安心な製品の供給に注力し、さらなる業績拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: 東洋精糖株式会社
証券コード: 21070
決算期: 2024年3月期

東洋精糖株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東洋精糖株式会社の決算日は3月31日です。第100期第3四半期の決算期間は2023年10月1日から2023年12月31日までの3か月間となります。

主な事業

東洋精糖株式会社は、砂糖や糖化製品などの食品原料の製造・販売を主な事業としています。加えて機能素材事業では、飲料や化粧品向けの原料の製造・販売も行っています。安全・安心な製品の提供に努め、幅広い顧客ニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は13,221百万円と前年同期比で15.7%の増加となりました。また、営業利益は838百万円103.9%の大幅な増加を果たしています。砂糖事業と機能素材事業の双方で販売量が増加し、製品価格の改定も進んだことで収益性が向上しました。

売上・利益の推移

同社の直近3年間の業績推移を見ると、売上高は15,131百万円から13,221百万円まで増減していますが、営業利益は551百万円から838百万円へと確実に増加傾向にあります。原材料価格高騰の影響を受けつつも、製品価格の改定などコスト管理に取り組んでいることがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は13,375百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,523百万円の増加となりました。主な要因は現金及び預金の増加と売掛金の増加です。一方、負債合計は2,525百万円675百万円の増加、純資産は10,850百万円848百万円の増加となっています。

資産の部

資産合計の増加は、主に現金及び預金4,407百万円651百万円の増加と、受取手形及び売掛金2,023百万円543百万円増加したことによります。

負債の部

負債合計の増加は、支払手形及び買掛金1,299百万円403百万円の増加と、未払法人税等219百万円186百万円増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産合計は10,850百万円となり、前連結会計年度末比848百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上1,290百万円によるものです。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は前期の4.7%から当期12.7%へ大幅に上昇しています。同様にROE(自己資本利益率)も前期の5.6%から当期15.7%へと大幅に改善しました。これは売上高と利益が増加したことで、資本効率が高まったためです。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,196百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが44百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが500百万円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の残高は4,407百万円と、前連結会計年度末より651百万円の増加となっています。

配当の支払額

東洋精糖株式会社は、2023年5月と11月に中間配当を実施しました。1株当たりの配当額は35円と57.50円の合計92.50円となり、前期比で15.00円の増配となりました。この配当は創業100周年の記念配当15円と特別配当25円が含まれています。

今後の展望

東洋精糖株式会社は、引き続き安全・安心な製品の安定供給に注力し、国内外の需要変化にきめ細かく対応していく方針です。また、機能素材事業では付加価値の高い製品の開発に取り組み、収益力の強化を目指しています。さらに、ESG経営の推進にも力を入れ、持続可能な成長を目指していきます。

編集部のまとめ

東洋精糖株式会社の直近の業績は、売上高、営業利益ともに大幅に増加しており、収益性の向上が確認できます。特に砂糖事業と機能素材事業の2つの柱が好調に推移していることが業績拡大の背景にあります。また、株主還元面では創業100周年を記念した増配も行っています。今後も安定的な収益基盤の構築と持続可能な成長への取り組みが期待されます。

東洋精糖株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東洋精糖株式会社の決算日は3月31日で、第100期第3四半期の決算期間は2023年10月1日から12月31日までの3か月間でした。また、同社は2023年5月と11月に中間配当を実施し、1株当たり92.50円の配当を支払っています。この配当には創業100周年を記念した記念配当15円と特別配当25円が含まれており、株主への還元が手厚くなっています。

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