株式会社大光銀行の第122期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社大光銀行の2023年度第3四半期決算報告書を見てみましょう。前年同期比で増収増益と好調な業績を維持しており、株主還元も着実に行われています。新潟県を中心とした金融サービスに強みを持ち、適切な経営判断で着実な成長を遂げている銀行といえますね。

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企業情報

企業名: 株式会社大光銀行
証券コード: E03645
決算期: 3月期

株式会社大光銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社大光銀行の決算日は3月31日です。決算発表は2月9日に行われており、株主総会は6月下旬に開催されます。

主な事業

株式会社大光銀行は、新潟県を中心に営業基盤を持つ地方銀行です。預金・貸出業務、為替業務、証券・保険の窓口販売などの銀行業務を中心に事業を展開しています。また、子会社の大光キャピタル&コンサルティング株式会社を通じて、企業のコンサルティングやファイナンス支援など、地域の事業会社への支援にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

株式会社大光銀行の当第3四半期連結累計期間の業績は、経常収益が159億43百万円経常利益が31億48百万円と前年同期比で増加しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億93百万円と好調な利益水準を維持しています。主な要因は、役務取引等収益の増加と有価証券関連損益の改善によるものです。

売上・利益の推移

株式会社大光銀行の直近3期の売上高と利益の推移を見ると、2022年度は経常収益が170億45百万円、経常利益が23億8百万円でした。一方、当期第3四半期累計では経常収益が前年同期比で減少したものの、経常利益は前年同期比で8億40百万円増加と堅調に推移しています。こうした推移から、通期業績も前年度を上回る見通しと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社大光銀行の当第3四半期連結会計期間末の連結貸借対照表をみると、総資産は1兆6,588億69百万円と前年度末比で535億80百万円増加しました。一方、純資産は755億71百万円と同19億70百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、貸出金が1兆1,388億60百万円と前年度末比で55億50百万円増加しました。また、有価証券が3,530億44百万円と前年度末比で324億9百万円増加しています。これらの増加により、全体としても総資産が増加しました。

負債の部

負債の部では、預金等(預金+譲渡性預金)が1兆4,805億62百万円と前年度末比で290億57百万円増加しました。一方で、その他の負債項目は減少傾向にあります。

純資産の部

純資産の部は、利益剰余金の増加などにより、全体として755億71百万円と前年度末比で19億70百万円の増加となりました。自己資本比率も4.54%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社大光銀行のROAは0.40%、ROEは4.51%となっています。前年同期と比べROAは0.11ポイント上昇、ROEは0.23ポイント上昇しています。これは主に経常利益が増加したことによるものです。銀行業界平均と比べて低めの水準ではありますが、着実に改善してきています。

キャッシュフロー

株式会社大光銀行の当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは165億78百万円の増加となっています。これは、預金の増加などが寄与したものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは196億40百万円の減少となっており、有価証券の取得などが主な要因です。全体としては現金及び現金同等物が21億38百万円増加しています。

配当の支払額

株式会社大光銀行は、2023年6月の定時株主総会において1株当たり25円の期末配当を実施しました。また、2023年11月の取締役会で1株当たり25円の中間配当を決議しています。1株当たりの年間配当金は50円となる見込みです。配当性向は27%程度と、安定的な株主還元が行われていると言えるでしょう。

今後の展望

株式会社大光銀行は、地域密着型の金融サービスを提供することで、地域経済の発展に貢献していく方針です。預金・貸出業務の強化に加え、企業のM&Aや事業承継支援など、地域のニーズに応じた幅広いソリューションを提供していきます。また、デジタル化の推進や新たな子会社の設立など、持続的な成長に向けた施策も積極的に展開していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社大光銀行は、新潟県を中心とした地域の中堅銀行として、安定的な業績を維持しています。当期の決算では増収増益を実現し、株主還元も着実に行っています。今後も地域に根ざした金融サービスの提供と、デジタル化への取り組みなど、持続的な成長を目指していくでしょう。銀行の業績に興味がある投資家の方は、注目に値する企業だと言えるかもしれません。

株式会社大光銀行の決算日や配当についてまとめました。

株式会社大光銀行の決算日は3月31日、決算発表は2月9日に行われています。株主総会は6月下旬に開催されます。配当については、期末配当が1株当たり25円、中間配当が1株当たり25円と、年間配当金50円(配当性向27%程度)を実施する予定です。安定的な株主還元が行われていることがわかりました。

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