高周波熱錬株式会社の第113期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

高周波熱錬株式会社の第3四半期連結決算報告がリリースされました。株価の変動に大きな影響を与えるこの決算情報を、詳しく分析してお伝えします。

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企業情報

企業名: 高周波熱錬株式会社
証券コード: 59760
決算期: 2023年4月1日~2024年3月31日

高周波熱錬株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

高周波熱錬株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日までの期間となっています。

主な事業

高周波熱錬株式会社は、製品事業部関連事業IH事業部関連事業の2つの主力事業を展開しています。製品事業部関連事業では、土木・建築関連製品、自動車関連製品、建設機械関連製品の製造・販売を行っています。IH事業部関連事業では、熱処理受託加工や誘導加熱装置の提供を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の連結業績は、売上高43,163百万円営業利益1,260百万円経常利益2,006百万円親会社株主に帰属する四半期純利益1,308百万円となりました。製品事業部関連事業の売上高は堅調に推移したものの、コスト高による固定費負担の増加などにより、減益となっています。

売上・利益の推移

直近3年の売上高は57,524百万円(2022年3月期)、43,017百万円(2022年12月期)、43,163百万円(2023年12月期)と推移しています。利益面では、経常利益は3,088百万円(2022年3月期)、2,662百万円(2022年12月期)、2,006百万円(2023年12月期)となっており、売上高は堅調に推移しているものの、利益面では減少傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は81,061百万円と前連結会計年度末比で1.5%増加しています。これは、棚卸資産や有形固定資産の増加などによるものです。一方、負債は14,743百万円と前連結会計年度末比で10.5%増加しており、その主な要因は電子記録債務の増加によるものです。純資産は66,317百万円と前連結会計年度末比で0.3%減少しており、これは自己株式取得による減少が主な要因となっています。

資産の部

当第3四半期末の資産は81,061百万円となっており、前連結会計年度末比で1.5%増加しています。主な増加要因は、棚卸資産の増加有形固定資産の増加によるものです。また、現金及び預金は14,971百万円と前連結会計年度末比で18.2%減少しています。

負債の部

当第3四半期末の負債は14,743百万円となっており、前連結会計年度末比で10.5%増加しています。主な増加要因は、電子記録債務の増加によるものです。一方で、短期借入金は671百万円と前連結会計年度末比で46.8%減少しています。

純資産の部

当第3四半期末の純資産は66,317百万円となっており、前連結会計年度末比で0.3%減少しています。主な減少要因は、自己株式取得による減少によるものです。一方で、為替換算調整勘定が4,153百万円と前連結会計年度末比で76.1%増加しています。

ROAとROE

当第3四半期のROA(総資産利益率)は3.3%ROE(自己資本利益率)は4.5%となっています。ROAは前年同期比で0.6ポイント減少しており、これは利益の減少が主な要因です。一方で、ROEは前年同期比で1.0ポイント減少しており、これは利益の減少に加え、自己株式取得による自己資本の減少が影響しています。

キャッシュフロー

当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは803百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは1,948百万円の支出となっており、これは有形固定資産の取得による支出が主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは1,172百万円の支出となっています。これらの結果、当第3四半期末の現金及び現金同等物の残高は14,746百万円となっています。

配当の支払額

高周波熱錬株式会社は、年間2回の配当を実施しています。直近の中間配当(2023年12月6日支払)では、1株当たり24円の配当を実施しています。また、期末配当(2023年6月29日支払)では1株当たり15円の配当を実施しており、年間配当では39円となっています。

今後の展望

高周波熱錬株式会社は、今期を最終年度とする第15次中期経営計画の基本方針に基づき、事業基盤の強化に取り組んでいます。コア事業の競争力強化、新技術・新商品・新規事業の市場投入、SDGsを意識した事業運営などを通じて、企業価値の向上を目指しています。また、グローバルな営業力とマーケティング力の強化にも注力しており、今後の業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

高周波熱錬株式会社の第3四半期決算は、売上高は前年同期並みを維持したものの、コスト高の影響から減益となりました。総資産は前連結会計年度末比で1.5%増加し、負債は10.5%増加しています。一方で、純資産は自己株式取得の影響から0.3%減少しています。今後は、中期経営計画に基づいた事業基盤の強化と、SDGs経営の推進が注目されます。

高周波熱錬株式会社の決算日や配当についてまとめました。

高周波熱錬株式会社の決算日は3月31日です。年2回の配当を実施しており、直近の中間配当は1株当たり24円、期末配当は1株当たり15円の予定となっています。また、当社は自己株式の取得にも積極的に取り組んでおり、株主還元にも力を入れていることがわかりました。

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