最強の現場：事業部ビジョン策定と自分ゴト化セミナーレポート

ニュース

2025.10.15

ニュースの要約

コーポレートブランディング支援を行う株式会社揚羽は、2025年9月17日に「一体感のある強い事業部づくりへ−事業部ビジョンの言語化と自分ゴト化−」と題したセミナーを開催しました。

当社のブランディングコンサルタント應本幸紀が登壇し、事業部ビジョンの必要性や構築方法、そして理念を従業員に浸透させるための5つのステップを解説しました。また、パーソルホールディングス株式会社のグループIT本部における具体的な事例も紹介されています。

事業部ビジョンは全社理念を各現場で具現化する重要な役割を担います。理念が組織に与える効果と浸透の仕組みを理解し、自社の実情に合わせて活用することで、従業員一人ひとりが主体的に行動し、組織全体の力が向上していくことが期待されます。

今回のセミナーは、事業部ビジョンの必要性と具体的な構築方法を解説したものでした。全社理念を実際の現場で具現化するためには、事業部ごとに独自のミッション・ビジョン・バリューを明確にすることが重要だと紹介されています。

特に理念を従業員の「自分ごと」化させるための5つのステップ(認知→理解→共感→行動→相互理解)は大変参考になりました。理念の浸透には、組織から従業員、従業員から組織という双方向のコミュニケーションが不可欠だということが分かります。

パーソルホールディングスの事例では、既存の理念を見直し、さらに具体化・視覚化することで、組織一丸となって理念を実践していく取り組みが紹介されていました。これは、事業部ビジョンを策定する際の具体的なヒントになるでしょう。

理念経営は企業にとって重要な経営課題ですが、従業員のエンゲージメントを高めるためには、こうした事業部ビジョンの活用が不可欠だと感じました。大変参考になる内容でした。