ニュースの要約
- NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの利用者が、聴覚支援学校と特別支援学校において障がい理解と共生社会について講演を実施
- 全盲で車椅子を利用する利用者と弱視の利用者が、自ら講演先の営業活動に取り組んでいる
- 講演では、当事者ならではの生き方や支援方法について具体的に伝えており、参加者からは高い評価を得ている
概要
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、障がいがある人もない人も、誰もが一緒に楽しめるビーチづくりを目指す団体です。
同団体の就労継続支援B型事業所「Base」に所属する全盲で車椅子を利用する利用者と弱視の利用者が、この夏、講師として登壇し、聴覚支援学校と特別支援学校において講演を行いました。
講演では、当事者の生き方や日常生活、支援方法などについて具体的に解説しました。聴覚支援学校では手話に挑戦したり、特別支援学校では実際に支援の方法を再現するなど、工夫を凝らしました。
参加した教職員からは、「支援についてわかりやすく、実体験に基づく学びが多かった」「全盲と弱視の違いや個人差、複合症状について理解できた」といった高い評価を得ており、当事者ならではの”生きた知恵”が届いた手応えがあるとのことです。
今後も、福祉事業所、学校、企業などからの登壇依頼を受け付けており、全盲で車椅子を利用する当事者や弱視の当事者が、自身の経験を通して障がい理解と共生の大切さを伝えていく活動を続けていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
須磨ユニバーサルビーチプロジェクト:全盲・車椅子・弱視の利用者が講演「生き方と支援」についてまとめました
今回の取り組みは、当事者の生の声を直接聞くことで、視覚障がいに対する理解を深めることができる非常に意義深いものだと評価できます。
聴覚支援学校と特別支援学校での講演では、手話の導入や支援方法の再現など、工夫を凝らした内容となっており、参加した教職員からも高い評価を得ています。
特に、全盲で車椅子を利用する当事者や弱視の当事者が、自ら講演先の営業活動に取り組んでいる点は大変印象的です。当事者自らの声で障がい理解と共生社会の大切さを訴えかけることは、より多くの人々に響く活動だと言えるでしょう。
今後も、様々な分野からの講演依頼を受け付けていくとのことで、一人ひとりの体験に基づいた”生きた知恵”が、より多くの人々に届くことが期待されます。
障がい者の活躍の場を広げ、共生社会の実現に向けた取り組みとして高く評価できる活動だと感じました。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000074318.html














