ニュースの要約
- T&Gが株式会社エルフラットが運営する結婚式場2会場の事業を譲り受けることを発表
- 事業譲受の理由は、自社のウェディング事業のさらなる成長を目指すため
- 譲り受ける2つの結婚式場は名古屋市内に所在しており、自社の既存会場とのシナジーが期待できるとしている
概要
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、株式会社エルフラットが運営する名古屋市内の結婚式場2会場を2025年11月30日付で事業譲り受けることを発表しました。
当社はウェディングを主力事業とし、全国で約60の直営ゲストハウスを運営するほか、他施設の婚礼事業のコンサルティングや運営受託、インバウンド向けウェディング、カジュアルウェディングなども展開しており、さらなる企業成長に向け、主力のウェディング事業におけるシェア拡大による安定的な成長を目指しているそうです。
今回の事業譲受の対象となる2会場は当社が既に名古屋市内で運営する会場とのシナジー効果が期待できると判断したことから、この度の事業譲受に至ったとしています。
今後の見通しとしては、本件が当連結会計年度の業績に与える影響は軽微であると考えられていますが、今後開示すべき事項が発生した場合は速やかにお知らせするとしています。
編集部の感想
結婚式場の事業譲受は、ウェディングビジネスの成長戦略の一つとして注目される動きですね。地域シェアの拡大と既存会場とのシナジー効果に期待が高まります。
T&Gは全国に直営ゲストハウスを展開していますが、今回の譲受で名古屋エリアでの競争力が高まることが期待できそうです。
一方で、事業譲受の影響は軽微とのことなので、大きな収益への貢献はすぐには見込めないかもしれません。着実な統合と効果発現が課題となるでしょう。
編集部のまとめ
T&G：事業譲受に関する契約締結のお知らせについてまとめました
T&Gによる株式会社エルフラットの結婚式場事業の譲受は、ウェディングビジネスの成長戦略の一環として注目に値する動きといえます。同社はこれまで全国展開のゲストハウス運営やホテルの婚礼事業受託など、ウェディング市場での地位を築いてきました。今回の譲受によって名古屋エリアでの事業基盤がさらに強化されることが期待されます。
一方で、業績への即時的な影響は軽微とのことですので、譲受後の円滑な統合と会場の有効活用が重要になってくると考えられます。ウェディングビジネスの競争が激しさを増す中で、今後T&Gがどのように既存事業とのシナジーを最大化し、さらなる企業成長につなげていくかに注目が集まるところです。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000260.000012799.html
