ニュースの要約
- 沖縄県のなんじょう苑グループが、介護業界の待遇改革をさらに加速させることを発表。
- 介護職の給与水準を業界平均より10%以上高く設定し、「介護でしっかり稼げる」ことを実証する。
- 明確なキャリアパスの提示や、持続可能な働き方の実現などに取り組む。
概要
日南株式会社が運営する「なんじょう苑グループ」が、2025年10月1日に開設11周年を迎えたことを機に、介護業界の待遇改革をさらに加速させることを発表しました。
同グループは、「介護は稼げない」「激務できつい」というネガティブなイメージを払拭し、業界平均より10%以上高い給与水準の実現と明確なキャリアパスの提示により、介護職を「選ばれる仕事」に変えていくことを目指しています。
具体的には、沖縄県の介護業界の平均給与より10%以上高い水準を維持・向上させ、「介護でしっかり稼げる」ことを実証していきます。また、入社1年、3年、5年、10年、20年後の具体的なキャリアステップと給与レンジを明確化し、透明性の高い情報発信を行います。さらに、夜勤のワンオペを廃止し複数名勤務を実現するなど、「激務」というイメージを払拭し、無理なく長く働ける環境を整えていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
なんじょう苑グループ：「介護は稼げない」を変える―11周年を機に待遇改革を加速についてまとめました
介護業界は深刻な人材不足に悩まされており、「低給与」「激務」といったネガティブなイメージが根強く残っています。しかし、高齢化が進む日本において介護サービスの需要は今後も高まり続けることが予想されます。そのため、この分野での人材確保は極めて重要な課題です。
なんじょう苑グループの取り組みは、介護職を「選ばれる仕事」に変えていくことを目指したものといえます。給与水準の引き上げや、明確なキャリアパスの提示、ワークライフバランスの改善などを通じて、介護業界のイメージを一新し、将来的な人材確保につなげていくという野心的な試みだと評価できるでしょう。
同グループの取り組みが、介護業界全体の改革につながっていくことが期待されます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000172519.html
