株式会社小糸製作所の第124期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社小糸製作所の決算が発表されました!自動車照明関連事業を中心に事業を展開している同社は、売上高が前年同期比12.5%増の7,149億円と好調な業績を残しました。

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企業情報

企業名: 株式会社小糸製作所
証券コード: 72760
決算期: 2023年3月期

株式会社小糸製作所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社小糸製作所の決算日は3月31日です。決算報告書は6月末に開示されます。また、四半期決算は6月、9月、12月に発表されています。

主な事業

株式会社小糸製作所は、自動車照明などを中心とした自動車部品の製造・販売を行っています。照明機器をはじめ、センサーやアクチュエーター、電子制御ユニットなど、自動車の先進技術に合わせた製品を提供しています。グローバルな生産・販売体制を構築し、国内外の主要自動車メーカーに製品を供給しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は非常に好調で、売上高は前年同期比12.5%増の7,149億円となりました。利益面では、営業利益が51.0%増の485億円、経常利益が61.5%増の531億円と大幅な増益となっています。高付加価値製品の販売拡大や生産性の向上などにより、利益率も大きく改善しました。

売上・利益の推移

同社の売上高は、日本、北米、欧州、アジアなど全ての地域で増加しています。中国は一部の日系車の販売不振により減収となりましたが、他の地域の伸びが大きく全体としては大幅増収を実現しました。利益面でも、営業利益、経常利益、当期純利益がいずれも前年同期から50%超の増加を果たしています。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は9,120億円と前期末から61億円増加しています。この増加は主に投資有価証券の増加によるものです。一方、負債は2,266億円と前期末から87億円減少しており、自己資本比率は75.3%と高い水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,872億円と前期末から277億円減少しましたが、投資有価証券が1,331億円と前期末から376億円増加しています。また、棚卸資産は950億円と前期末から58億円増加しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が114億円と前期末から112億円減少しています。一方で、繰延税金負債が217億円と前期末から41億円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金は142億円と変わりありません。利益剰余金は5,202億円と前期末から105億円減少しましたが、為替換算調整勘定が575億円と前期末から145億円増加しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は6.8%と前期末から1.3ポイント上昇しました。また、ROE(自己資本利益率)は7.7%と前期末から1.9ポイントの増加となっています。これは、増収増益により利益が大幅に改善したことが主な要因です。

キャッシュフロー

キャッシュフローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが812億円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは605億円の支出となり、財務活動によるキャッシュ・フローも612億円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は1,058億円と前期末から399億円減少しています。

配当の支払額

株式会社小糸製作所は、株主への利益還元を重視しており、当期の配当金は1株当たり41円と前期比11円増配となりました。安定配当と成長投資のバランスを取りながら、株主の皆様への利益還元に努めています。

今後の展望

同社は、グローバルな生産・販売体制を一層強化し、自動車産業の世界最適生産に対応する方針です。また、コネクティッド・自動運転・シェアリング・電動化といったモビリティ変化に対応した先端技術の開発と迅速な商品化にも注力しています。これらの取り組みを着実に進めることで、企業価値の持続的な向上を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社小糸製作所は、自動車照明を中心とした事業での堅調な業績を示しました。売上高、営業利益、経常利益、当期純利益がいずれも大幅な増加となり、利益率も大きく改善しました。今後も、グローバル展開の強化やモビリティ変化への対応など、企業価値向上に向けた取り組みを進めていく方針です。同社の決算は、自動車業界の回復を物語る好決算と言えるでしょう。

株式会社小糸製作所の決算日や配当についてまとめました。

同社の決算日は3月31日で、決算報告は6月末に開示されます。また、1株当たり配当金41円と前期から11円増配となりました。同社は株主への利益還元を重視しており、今後の業績拡大と投資家への還元に期待が高まっています。

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