サノヤスホールディングス株式会社の第13期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

サノヤスホールディングスの決算報告をご紹介します。売上高が前年同期比14.8%増加し、好調な事業パフォーマンスとなりました。製造業向けセグメントが力強い推移を示し、建設業向けセグメントもさらに受注を伸ばしています。強固な事業基盤と収益力を裏付ける内容となっています。サノヤスホールディングスは、幅広い事業領域で活躍する注目株式です。

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企業情報

企業名: サノヤスホールディングス株式会社
証券コード: 70220
決算期: 2023年3月期

サノヤスホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

サノヤスホールディングス株式会社の決算日は3月31日です。年1回の決算発表を行っており、通常4月下旬に前年度の通期決算を発表しています。

主な事業

サノヤスホールディングス株式会社は、機械製造、建設、レジャーの3つの主力事業を展開しています。機械製造事業では産業機械部品や乳化・撹拌装置の製造、建設事業では動力制御盤・分電盤の製造や建設工事用エレベーターの製造とメンテナンス、レジャー事業では遊園地遊戯機械設備の製造やメンテナンス、遊園地施設の運営管理などを手がけています。多角的な事業展開で競争力を高めています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が15,277百万円と前年同期比14.8%の増収となりました。一方で営業損失は416百万円と、昨年同期の536百万円の損失から改善したものの、依然として赤字が継続しています。第4四半期に売上計上が集中する建設業向けセグメントの影響が大きいためです。利益率の向上が課題となっています。

売上・利益の推移

サノヤスホールディングスの売上高は、過去3年間で13,305百万円→15,277百万円と増加傾向にあります。一方で利益面では、前期は営業損失240百万円、当期も416百万円の営業損失と赤字が続いています。建設業向けセグメントの寄与が大きい中で、収益性の改善が課題となっています。

四半期連結貸借対照表について

サノヤスホールディングスの財政状態は、総資産が28,360百万円と前期末比2,658百万円増加しています。流動資産は13,809百万円、固定資産は14,551百万円となっています。一方で、負債は20,361百万円で、前期末に比べ2,670百万円増加しました。自己資本比率は28.0%となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が13,809百万円と前期末比2,002百万円増加しています。主な増加要因は現金及び預金の増加1,989百万円、仕掛品の増加968百万円などです。固定資産は14,551百万円で、前期末比656百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が13,867百万円と前期末比3,472百万円増加しています。主な増加要因は短期借入金の増加3,200百万円、電子記録債務の増加1,463百万円などです。固定負債は6,493百万円で、前期末比802百万円減少しました。

純資産の部

純資産の部では、純資産合計が7,999百万円と前期末比10百万円減少しています。利益剰余金が578百万円減少した一方で、その他有価証券評価差額金が530百万円増加しています。

ROAとROE

サノヤスホールディングスのROA(総資産利益率)は-1.5%ROE(自己資本利益率)は-5.1%と低水準にあります。収益性の改善に向けて、事業ポートフォリオの見直しなどが課題となっています。高収益事業の拡大や付加価値の向上が必要とされています。

キャッシュフロー

サノヤスホールディングスの当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で改善している可能性があります。財務体質の強化と収益性の向上に向けて、キャッシュマネジメントの強化も重要となっています。

配当の支払額

サノヤスホールディングスは、年1回の配当を実施しており、2023年6月に1株当たり5円の配当を実施しています。株主重視の経営姿勢がうかがえます。今後の業績改善と株主還元の充実に期待が高まっています。

今後の展望

サノヤスホールディングスは、製造業向け、建設業向け、レジャーの3つの事業セグメントに注力しています。製造業向けと建設業向けの両セグメントで更なる収益力の向上を図り、収益性の改善に努めていきます。一方で、レジャー事業については、収益性の低いパレットタウン大観覧車の営業終了などで選択と集中を進めています。今後も事業ポートフォリオの最適化を通じて、企業価値の向上に取り組んでいくことが期待されます。

編集部のまとめ

サノヤスホールディングス株式会社の決算内容をご紹介しました。売上高は増加するも、利益面では課題が残っています。主力のセグメントである製造業向けと建設業向けが健闘する中で、収益性の改善に向けた取り組みが重要となっています。強固な事業基盤と今後の成長期待から、サノヤスホールディングスは注目株式の1社といえます。

サノヤスホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

サノヤスホールディングス株式会社の決算日は3月31日で、年1回の決算発表を行っています。配当は1株当たり5円を実施するなど、株主重視の経営姿勢がうかがえます。今後の業績改善と株主還元の充実が期待されます。

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