ニュースの要約
- 株式会社マーキュリアホールディングスの中核会社であるマーキュリアインベストメントが、マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合を通じて、チューリング株式会社に出資を行った。
- チューリングは「完全自動運転を実現する」をミッションに掲げ、生成AIを活用した完全自動運転技術の開発に取り組むスタートアップ企業。
- マーキュリアインベストメントは、チューリングの技術が将来的にサプライチェーン全体の効率化や持続可能性に寄与すると判断し、本出資を決定した。
概要
株式会社マーキュリアホールディングスの中核会社である株式会社マーキュリアインベストメント(以下、「MIC」)は、MICが管理・運営を行っているマーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合(以下、「MSCF」)を通じて、Turing株式会社(代表取締役 山本一成。以下、「チューリング」)へ出資を行った。
チューリングは、「完全自動運転を実現する」をミッションに掲げ、生成AIを活用した完全自動運転技術の開発に取り組むスタートアップ企業です。チューリングでは、カメラから取得したデータのみでステアリング、アクセル、ブレーキなど、運転に必要なすべての判断を行うE2E(End-to-End)の自動運転システムを開発しています。これにより、従来のルールベースのアプローチに比べ、コスト効率・安全性・展開速度の大幅な改善を可能としています。
MSCFは、物流・サプライチェーン領域の課題解決に資する可能性のある革新的な技術・ビジネスモデルを有するスタートアップ企業等を投資対象とし、投資による資金面での成長支援に加え、投資対象企業等とLP投資家との連携・協業の促進を通じて事業面での成長支援も行うことが最大の特徴です。
チューリングの技術は、将来的にサプライチェーン全体の効率化や持続可能性に寄与する可能性が高いと判断し、本出資を決定した。本出資を通じて、チューリングの事業成長に貢献できるよう、積極的に支援を行っていくとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
チューリング株式会社：【株式会社マーキュリアホールディングス】 チューリング株式会社への出資に関するお知らせについてまとめました
この度、株式会社マーキュリアホールディングスの中核会社であるマーキュリアインベストメントが、マーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合を通じて、チューリング株式会社への出資を行ったことが発表されました。チューリングは「完全自動運転を実現する」をミッションに掲げ、生成AIを活用した自動運転技術の開発に取り組むスタートアップです。
マーキュリアグループは、サプライチェーンの効率化や持続可能性の向上に寄与する可能性のある技術を有するスタートアップに投資を行うマーキュリア・サプライチェーン投資事業有限責任組合を運営しています。今回のチューリングへの出資は、同組合の投資戦略に沿ったものと言えるでしょう。
自動運転技術の発展は、物流分野における省力化や生産性向上、さらにはCO2排出量の削減にもつながる可能性があります。チューリングの生成AI技術を活用した自動運転システムが、サプライチェーン全体の課題解決に寄与できることを期待したいと思います。今後の同社の事業展開にも注目していきたいと思います。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000019312.html
