ニュースの要約
- 20代の投資詐欺被害率は9.1%と、シニア層の3倍以上も高い
- 若者はマッチングアプリや広告、シニア層は電話営業で詐欺に遭遇しやすい
- 投資詐欺への遭遇率は年々増加傾向にあり、特に20代で深刻な状況
概要
オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」(運営:株式会社トレジャープロモート)は、全国の20代~70代の6,000人を対象に投資詐欺被害の実態調査を行いました。
その結果、投資詐欺の「被害にあったことがある」と回答した人が最も多かったのが20代で、被害率は9.1%にのぼりました。これは60代(3.1%)や70代(3.4%)の約3倍の高さとなっています。
また、「被害にあったことがある」「被害は受けていないが、勧誘を受けたことがある」を合計した遭遇率でも、20代は19.1%で60代(19.4%)、70代(19.9%)と同程度の高さでした。つまり、20代の約5人に1人が詐欺に遭遇し、そのほぼ半数が被害にあっているという深刻な状況が明らかになりました。
調査では、20代が「マッチングアプリ」「ネット広告」「SNS」などのオンラインを通じて詐欺に遭遇しやすく、一方でシニア層は「電話営業」で遭遇しやすいことも分かりました。また、投資詐欺への遭遇率は年々上昇傾向にあり、特に20代では2023年から5.6ポイント増加しているなど、若者の被害が拡大している実態が明らかになりました。
株の学校ドットコムでは今後も、このような金融リテラシーの向上と詐欺防止に向けた啓発活動に注力していく考えです。
編集部の感想
編集部のまとめ
株式会社トレジャープロモート:20代の投資詐欺被害率は3倍、「マッチングアプリ」と「電話営業」に要注意についてまとめました
今回の調査結果は非常に衝撃的で、若年層の投資詐欺被害が深刻化していることが明らかになりました。特に20代の被害率が高いことに加え、年々増加傾向にあるのは大変憂慮すべき事態です。
若年層はオンラインを通じた詐欺に遭遇しやすく、一方でシニア層は電話営業による被害が多い傾向にあるなど、年代に応じた対策が求められます。金融リテラシーの向上と注意喚起を両輪で進めていくことが重要でしょう。
株の学校ドットコムでは今後も、投資家の皆さまの被害防止に向けた取り組みを続けていくとのことです。一人でも多くの人が詐欺に巻き込まれないよう、今後の調査結果や対策についても注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000120005.html














