株式会社クロスキャットの第51期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社クロスキャットの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比6.1%増の11,023百万円と着実な成長を続けています。クレジット、通信、公営競技向けの売上が好調に推移し、経営環境も改善傾向にあるようです。

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企業情報

企業名: 株式会社クロスキャット
証券コード: 23070
決算期: 3月期

株式会社クロスキャットの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社クロスキャットは3月期決算を行っており、第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となっています。毎年4月から3月までが事業年度になります。

主な事業

株式会社クロスキャットは、情報サービス事業を中心に事業展開しています。具体的には、金融・クレジット業界やインターネット通信業界、官公庁・自治体・公共企業向けのシステム開発・運用保守サービスを提供しています。また、技術力を活かしてデジタルトランスフォーメーション(DX)支援などの先端技術サービスも手掛けています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は堅調で、売上高は前年同期比6.1%増の11,023百万円となりました。一方、利益率は若干低下しており、営業利益は前年同期比6.5%減の1,135百万円となっています。人材確保のための賃上げや新卒採用増等の費用増が影響しているようです。

売上・利益の推移

売上高は過去3年連続で増加しており、経営環境の改善が続いていることが分かります。利益面では、前年同期比で減益となりましたが、これはコストの増加によるものと見られます。今後のさらなる成長と収益性の向上が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は8,808百万円と前期末から214百万円増加しています。現金及び預金が増加した一方で、受取手形・売掛金が減少しています。負債は3,877百万円と前期末から359百万円増加し、短期借入金が500百万円増加しています。純資産は4,930百万円と前期末から145百万円減少しました。

資産の部

流動資産は6,497百万円と前期末から255百万円増加しました。現金及び預金が655百万円増加した一方で、受取手形・売掛金が450百万円減少しています。固定資産は2,310百万円と前期末から41百万円減少しています。

負債の部

流動負債は2,888百万円と前期末から315百万円増加しました。主に短期借入金が500百万円増加したことによります。固定負債は989百万円と前期末から44百万円増加しています。

純資産の部

株主資本は4,343百万円と前期末から179百万円減少しました。自己株式の取得が613百万円あった一方で、利益剰余金が419百万円増加しています。その他の包括利益累計額は587百万円と前期末から34百万円増加しました。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は13.1%と前期末の13.8%から0.7ポイント低下しています。これは資産が増加した一方で、営業利益が減益となったためです。一方、ROE(自己資本利益率)は19.7%と前期末の19.3%から0.4ポイント上昇しています。利益の増加と自己資本の減少が要因です。今後は収益性の向上とともに財務体質の強化が課題となります。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で145百万円増加し、1,246百万円のプラスとなりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で80百万円減少し、48百万円のマイナスとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で419百万円減少し、542百万円のマイナスとなりました。これらの結果、現金及び現金同等物の増加額は655百万円となっています。

配当の支払額

株式会社クロスキャットは、年間配当金を1株当たり37円としています。2023年3月期の年間配当金は555,993千円となりました。株主還元の充実は同社の重要な経営課題の1つとなっています。

今後の展望

株式会社クロスキャットは、創立50周年を迎えた2023年度を最終年度とする中期経営計画の達成に向けて、コア事業の拡大、先端技術の活用、新規領域への取り組み、グループ経営基盤の強化に注力しています。DXのニーズ拡大や行政のデジタル化など、同社を取り巻く事業環境は引き続き良好と見られ、今後の業績向上が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社クロスキャットは、情報サービス事業を中心に着実な成長を続けています。売上高は前年同期比6.1%増と好調で、クレジット、通信、公営競技向けの販売が引き続き好調です。一方で人件費の増加などから利益率は若干低下しているものの、長期的な視点からは今後の業績拡大に期待できる企業だと言えるでしょう。キャッシュフローや自己資本比率も健全水準を維持しており、株主還元にも注力しています。創立50周年を迎えたこの節目の年に、同社がさらなる飛躍を遂げることが期待されます。

株式会社クロスキャットの決算日や配当についてまとめました。

株式会社クロスキャットは3月期決算を行っており、第3四半期決算は2023年12月31日が基準日となっています。年間配当金は1株当たり37円と、株主還元にも注力しています。今後の業績拡大への期待が高まる同社に注目が集まっています。

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