ニュースの要約
- Rockoon方式による衛星軌道投入ロケットを開発するAstroX株式会社が、シリーズA1st closeとして18億円の資金調達を実施
- 2026年内の宇宙空間到達を目指し、ロケット開発投資と人材採用を強化
- 日本発の宇宙ベンチャーとして、世界初の気球空中発射であるロックーン技術の実用化に挑戦
概要
Rockoon方式(気球を用いて空中からロケットを発射する方式)による衛星軌道投入ロケットを開発するAstroX株式会社は、株式会社alphaをリード投資家としてシリーズAラウンドで13.6億円のエクイティファイナンスと、複数の金融機関から4.4億円のデットファイナンスの合計18億円の資金調達を実施しました。
世界的に宇宙産業が急成長しており、人工衛星の需要が大きく伸びている中、日本国内では衛星を宇宙に運ぶロケットが不足しており、国内の小型衛星のほとんど100%を海外ロケットで打ち上げている状況です。AstroXはこの課題を解決すべく、Rockoon方式において低コスト、高頻度、即応型の打上げを実現するべく、研究開発サービス展開に取り組んでいます。
編集部の感想
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日本の宇宙開発を牽引するスタートアップの登場に期待が高まる
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Rockoon方式による衛星軌道投入ロケットの実現なるか、注目したい
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日本発の新たな宇宙輸送インフラの開発に大きな期待がかかっている
編集部のまとめ
Rockoon方式による衛星軌道投入ロケット:AstroX株式会社が18億円の資金調達を実施についてまとめました
AstroX株式会社は、国内で不足している衛星を宇宙に運ぶロケットの課題を解決すべく、Rockoon方式の研究開発に取り組んでいます。今回の18億円の資金調達により、2026年内の宇宙到達を目指してロケット開発を加速させ、世界初の気球空中発射であるロックーン技術の実用化に挑んでいきます。AstroXの挑戦は、日本の宇宙産業の未来に大きな影響を与える可能性があり、期待が高まっています。日本発の新たな宇宙輸送インフラの登場に注目が集まっています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000101722.html














